JGP2計時予選の後、約15分間のインターバルで、JGP2のスーパーポールが行われました。
計時予選の最後で、何と予選4番手の#4生形選手が最終コーナーで転倒!ライダーは無傷で歩いて戻りますが、マシンの修復が間に合いません。
トップ10人が15分間のタイムアタックを行いますが、開始から約7分したところで、#33KUBO KEMINTH選手がヘアピン手前で転倒し、マシンがコース上に残ったことで赤旗中断。
中断の間に雨は止み、約15分間中断の後残り8分でスーパーポールが再開されました。
雨は完全に止み、ライン上が乾くまでにはなりませんが、コンディションは良くなり、タイム更新をしていきます。
再開後#44関口選手がトップに立ちますが、その後#32榎戸選手、#634水野選手とトップが入れ替わり、最後に#32榎戸選手が再びトップを奪いスーパーポールが終了。
再開後にマシン修復が間に合った#4生形選手は5位に入りました。
このスーパーポールの結果で、午後の第1レースのグリッドが決まり、計時予選の結果で明日の第2レースのグリッドが決まります。
スーパーポール結果
P1:#32 榎戸 育寛 / Ho / DL装着 / MOTO BUM HONDA
P2:#44 関口 太郎 / Harc / BS装着 / SOX Team TARO PLUSONE
P3:#634 水野 涼 / Harc / BS装着 / MuSASHi RT ハルク・プロ
P4:#5 石塚 健 / Ka / DL装着 / WILL-RAISEracingRS-ITOH
P5:#4 生形 秀之 / Su / BS装着 / エスパルスドリームレーシング
P6:#31 岩戸 亮介 / Mori / BS装着 / Team 髙武 RSC
ST600の予選は、スケジュール通りに11:55から33台が参加して45分間で行われました。
このクラスはブリヂストンのワンメイクタイヤを使用となります。
雨は止んでいますが、完全にウェット路面で、気温14.9℃、路面温度19.7℃と少しずつ上昇してきました。
序盤でトップに立ったのは16歳の#15和田選手。中盤までトップをキープします。
セッション中盤から、コース上の水はかなり少なくなりますが、ドライタイヤで走行するまでには乾かず、逆に難しいコンディションとなります。
中盤にかけてピットで待機する選手も増え、終盤に向け多くの選手はドライタイヤに替えてタイムアタックを繰り広げます。
残り2分となった所で、#5前田選手がトップに立つと、その直後に#57奥田選手が立ち、その後もこの2人でもう一度順位を変え、結局全日本初のルーキー#57奥田選手がポールポジション獲得!
残り3分は本当に目まぐるしく順位が変わり、白熱した予選となりました。
P1:#57 奥田 教介 / Ka / teamMF & KAWASAKI
P2:#5 前田 恵助 / Ya / 伊藤レーシングGMDスズカ
P3:#46 星野 知也 / Ho / TEAM PLUSONE
P4:#84 長尾 健吾 / Ya / TEAM けんけん with BEE
P5:#77 新垣 敏之 / Ya / 大道建設 モトアルファ OW 横浜南YSP
P6:#15 和田 留佳 / Ka / RS-ITOH &サンタバイク