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陽が傾いてきた鈴鹿サーキット。
全日本ロードレース選手権最終戦で全ての決勝レースが終了。
各クラスで、ブリヂストンBATTLAX装着選手が、勝利・チャンピオン獲得となりました。

【JSB1000クラス経過】
 午前中のレース1の結果で、ランキング首位に立ったのは#634高橋(ブリヂストン)。
 15:00時点で気温/路面温度=19/26℃。15:06、スケジュール通りに20周レースがスタート。
 #634高橋はP6スタートながら、集中してスタートを決め、1コーナーをホールショット。
 2周目には、#634高橋-#1中須賀-#23渡辺-#5野左根-#9藤田と、
 ブリヂストン装着勢が上位5台となって後続を引き離し始める。
 上位5台は各車間隔0.5s以内での接近戦。#23渡辺と#5野左根が何度か順位を入れ替えるが、
 15周目まで#634高橋のP1は不動のまま。
 レースが動いたのは終盤16周目:最終シケインで、まず#1中須賀が#634高橋を攻略しP1。
 フィニッシュすればチャンピオンの#634高橋は無理をしないようにも見え、
 続く17周目に#23渡辺と#5野左根にもポジションを譲り、#1中須賀-#23渡辺-#5野左根-#634高橋。
 19周目、制御系のトラブルか、#5野左根がデグナーを直進しリタイア。
 最終20周目、やはり最後まで諦めていなかった#634高橋は、シケインの進入で#23渡辺を逆転。
 #1中須賀-#634高橋-#23渡辺の順位でフィニッシュし、
 #634高橋が逆転で自身初の全日本最高峰タイトルを獲得しました。

【JSB1000クラス暫定結果】
 P1 - #1 中須賀克行 / YAMAHA / ブリヂストン装着 / YAMAHA FACTORY RACING TEAM
 P2 - #634 高橋巧 / HONDA / ブリヂストン装着 / MuSASHi RT HARC-PRO. Honda
 P3 - #23 渡辺一馬 / Kawasaki / ブリヂストン装着 / Kawasaki Team GREEN
 P4 - #9 藤田拓哉 / YAMAHA / ブリヂストン装着 / YAMALUBE RACING TEAM
 P5 - #12 津田拓也 / SUZUKI / ブリヂストン装着 / ヨシムラスズキMOTUL
 P6 - #104 山口辰也 / HONDA / ブリヂストン装着 / TOHO Racing

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【JGP2クラス経過】
 JSB1000クラスの前に行われたJGP2クラスの決勝。
 14:00時点で気温/路面温度=19/28℃。14:13スタート。
 PPスタートの#32榎戸(DL装着)がスタートでP1に立ち、
 その後方にやや差があって、#44関口・#634水野・#31岩戸・#8作本らブリヂストン装着勢が接近戦。
 JGP2クラス初優勝を目指した#32榎戸は、中盤7周目転倒。
 P1に立った#44関口のすぐ後ろに、#8作本がピタリと着けてチャンスを伺う。
 最終15周目、スプーンカーブで#8作本は#44関口の真後ろに着け、
 裏ストレートでP1奪取して130Rへ。
 最終シケインで#44関口は逆転を試みるも失敗。
 #8作本にとって、雨の混乱の中の初優勝となった昨年Rd8岡山とは異なり、
 満面の笑顔の優勝となりました。

【JGP2クラス暫定結果】
 P1 - #8 作本輝介 / MORIWAKI / ブリヂストン装着 / Team高武 RSC
 P2 - #44 関口太郎 / HARC-PRO. / ブリヂストン装着 / SOX Team TARO PLUSONE
 P3 - #5 石塚健 / Kawasaki / DL装着 / WILL-RAISEracingRS-ITOH
 P4 - #31 岩戸亮介 / MORIWAKI / ブリヂストン装着 / Team高武 RSC
 P5 - #4 生形秀之 / SUZUKI / ブリヂストン装着 / エスパルスドリームレーシング
 P6 - #13 三原壮紫 / SUZUKI / DL装着 / Team KAGAYAMA

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以上で全日本ロードレース選手権は2017年シーズンの全日程終了。
ブリヂストン装着選手は、JSB1000クラス・JGP2クラスで全勝・チャンピオン獲得。
またBATTLAX R10ワンメイク供給のST600クラスも、無事にシーズンを終えました。

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