前日のレース1では15周のレースになる予定だったが、トップが14周目に入ったところで赤旗中断となり、12周目が終わった順位が結果となったJSB1000クラス。レース2では18周と3周増のレースとなっている。
スケジュール通り15:20にスタートし、1コーナーホールショットを奪ったのはレース1同様、#17 清成 龍一 (Ho, BS)。2番手に#3 野左根 航汰 (Ya, BS)、3番手 #1 中須賀 克行 (Ya, BS)が付ける。
1周目をクリアするときには#1 中須賀と#3 野左根の順位は入れ替わり、4番手には#634 水野 涼 (Ho, BS)が前を追う展開。
しかし2周目の下りストレート後の右コーナーで水野が転倒し、トップ争いから脱落してしまう波乱の展開になる。
#17 清成、#3 野左根、#1 中須賀のトップ争いは接戦の状態で周回を重ねていき、4番手争いは#72 濱原 (Ho, BS)、#33 渡辺 一馬 (Ho, BS)、#87 柳川 (Ka, BS)の3台がこちらも接戦で争っている。
トップを守る#17 清成に対し、#3 野左根と#1 中須賀は2-3位の順位を入れ替えながら走行。後方では3台の4位争いに#75 前田 (Ya, BS)、#25 亀井 (Ho, BS)、#36 岩田 (Ho, BS)の3台が徐々に近づいて来ており、6台の4位争いになりそう。
レースが中盤を迎えた頃も#17 清成の後ろにつけるヤマハファクトリーの2台は様子を見ているような状況だったが、トップが入れ替わったのは11周目に入った1コーナー。#3 野左根がブレーキングで前に出て#17 清成は2番手に。さらに第2ヘアピン進入で#1 中須賀がインに入り、ヤマハファクトリーの1-2に。
4位争いもこの周では3台に絞られ、#72 濱原、#33 渡辺 一馬、#75 前田となっている。
レースは12周が終了し、後半に入る時には#3 野左根、#1 中須賀、#17 清成の順。#3 野左根と#1 中須賀の争いは激しく13周終了時には#1 中須賀がトップ。#17 清成は前の2台についていくが、徐々に差が付き始めている状況。
トップ集団の後ろでは#75 前田が前の2台を抜き4位まで浮上。5位に#33 渡辺 一馬、#72 濱原は6位に後退。
残り3周を切ってからはトップ2台の争いは激しく、#1 中須賀がトップ、2位#3 野左根で最終ラップに突入。ブレーキングで何とか仕掛ける#3 野左根だが前には出れず#1 中須賀がトップを死守。
トップ2台がコース後半の登り区間から最終コーナー手前の右コーナー進入、#3 野左根が#1 中須賀のインに入ったところで中須賀が転倒!
野左根はそのままトップでゴールし、2位は#17 清成。3位には#75 前田がJSB1000クラスで初表彰台を獲得した。
JSB1000クラス レース-2 Top10の結果は以下の通り
P1:#3 野左根 航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM (Ya, BS)
P2:#17 清成 龍一 Keihin Honda Dream SI Racing (Ho, BS)
P3:#75 前田 恵助 YAMALUBE RACING TEAM (Ya, BS)
P4:#33 渡辺 一馬 Keihin Honda Dream SI Racing (Ho, BS)
P5:#72 濱原 颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ (Ho, BS)
P6:#25 亀井 雄大 Honda Suzuka Racing Team (Ho, BS)
P7:#87 柳川 明 will raise racingRS-ITOH (Ka, BS)
P8:#36 岩田 悟 Team ATJ (Ho, BS)
P9:#13 津田 一磨 Baby Face POWERED by YOSHIMURA (Su, BS)
P10:#44 関口 太郎 SANMEI Team TARO PLUSONE (BMW, BS)