全日本ロードレース選手権第5戦、JSB1000クラス決勝レース2が終了しました。
2020年シーズンの最終セッションはスケジュール通り進行。
注目の第1コーナーをトップで通過したのは好スタートを決めた#17清成龍一(Ho,BS)。このオープニングラップを清成、#1中須賀克行(Ya,BS)、#3野左根航汰(Ya,BS)、#5渡辺一樹(Su,BS)、#634水野涼(Ho,BS)のオーダーで終えると、2周目に渡辺と水野のバトルが発生し水野が前に出るも、3周目のストレートエンドで再び渡辺が抜き返す。その前方では4周目のS字で野佐根が中須賀の前に出ると最終シケインで首位の清成をも捉えてトップに立つ。これに中須賀も続き5周目の序盤で2位に立ちヤマハ勢がワンツー体制となる。清成のペースが上がらないのか清成は渡辺にも先行を許し4番手までダウン。その後7周目までレースは膠着し迎えた8周目、130Rで清成が渡辺をオーバーテイクするとその先のシケインではなんと中須賀が転倒!大きく順位を落としてしまう。後方では5番手争いが#33渡辺一馬(Ho,BS)、#72濱原颯道(Ho,BS)、#71加賀山就臣(Su,BS)で激しく展開されるがここは#33渡辺が守り切る。さらにレース14周目、順当にポジションをあげてきて9位につけていた#25亀井雄大(Ho,BS)だったがマシントラブルが発生しピットインしてしまう。そして迎えた最終ラップ、#3野左根が築いたリードをそのままにトップチェッカーを受けシーズン最終レースを優勝で飾った。
以下、JSB1000クラス決勝レース2トップ10の順位です。
P1:#3野左根航汰( YAMAHA FACTORY RACING TEAM Ya,BS)
P2:#17清成龍一 Keihin Honda Dream SI Racing (Ho,BS)
P3:#5渡辺一樹 YOSHIMURA SUZUKI MOTUL RACING (Su,BS)
P4:#634水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda (Ho,BS)
P5:#33渡辺一馬 Keihin Honda Dream SI Racing (Ho,BS)
P6:#72濱原颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ (Ho,BS)
P7:#71加賀山就臣 Team KAGAYAMA (Su,BS)
P8:#36岩田悟 Team ATJ (Ho,BS)
P9:#44関口太郎 SANMEI Team TARO PLUSONE (Bm,BS)
P10:#21今野由寛 Moto Map SUPPLY (Su,BS)