2021年全日本ロードレース選手権第4戦、ST600クラス決勝レース1の結果速報です。
前セッションで赤旗中断があった影響でセッションは10分ほど遅れてスタート。雨足は依然強く、コース上の水量も多いコンディション。
ホールショットを獲得したのは、ポールポジションの#4長尾健吾(Ya,BS)。背後には#22家根谷大晟(Ka,BS)がつけていくと、第2ヘアピンで家根谷が長尾をパスしてトップに立ちオープニングラップを制す。5周を終了してトップ5は家根谷、長尾、#3小山知良(Ho,BS)、#8阿部恵斗(Ya,BS)、#36菅原陸(Ya,BS)というオーダー。10周終了時点でもトップ5のオーダーは変わらないものの、家根谷、長尾、小山がトップ集団として抜け出していく。すると12周目の1コーナーで長尾が家根谷のインをついてトップ奪取。ここからさらにトップ争いが激化していくかと思われたが、13周目に入ったホームストレートで4番手の阿部が転倒してしまい赤旗中断となる。
レースは5周の第2レースとしてリスタート。スターティンググリッドは11周終了時点の順位となり、ポールスタートは家根谷。注目の2回目のホールショットを奪ったのは、長尾。2位は家根谷、3位#14埜口遥希(Ho,BS)、4位に小山、5位は#34中村竜也(Ka,BS)というオーダー。長尾、家根谷のトップ争いと埜口、小山による3位争いが展開されていく。長尾はトップを守り切りフィニッシュ。3位争いは最終ラップに小山が3位に浮上してこの争いを制した。以下、暫定ベースのTOP10の順位です。
P1:#4長尾健吾 NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん (Ya,BS)
P2:#22家根谷大晟 FLASH村&eS_Style (Ka,BS)
P3:#3小山知良 日本郵便 HondaDream TP (Ho,BS)
P4:#14埜口遥希 MuSASHi RT HARC-PRO. (Ho,BS)
P5:#13伊達悠太 BATTLE FACTORY (Ho,BS)
P6:#34中村竜也 AUTOBOY☆FirstStar (Ka,BS)
P7:#36菅原陸 保険職人 GBSレーシング YAMAHA (Ya,BS)
P8:#7佐野優人 TEAM VITAL SPIRIT (Ya,BS)
P9:#45小林隼人 T.Pro.Innovation (Ho.BS)
P10:#35千田俊輝 SDG Motor Sports RT HARC-PRO. (Ho,BS)