2021年全日本ロードレース選手権第4戦、最後のレースとなった20周のST600クラス決勝レース2が終了。
午後からさらに日差しが強くなり、気温27度、路面温度は43度まで上昇。注目のホールショットを奪ったのは、昨日のレース1優勝の#4長尾健吾(Ya,BS)。以降、#8阿部恵斗(Ya,BS)、#14埜口遥希(Ho,BS)、#22家根谷大晟(Ka,BS)、#35千田俊輝(Ho,BS)というオーダー。2周目、埜口が阿部をパスして2位へ浮上。翌3周目、第1ヘアピンで4位争いを展開していた家根谷、千田を含む3台が転倒。これ以前にも複数の転倒があり赤旗中断となる。レースは20周の第2レースとして仕切り直されることがアナウンスされると各チームはピットでタイヤ交換を実施していた。
リスタート後のホールショットを奪ったのも長尾。2位阿部、3位埜口、4位家根谷、5位千田でオープニングラップ終了。2周目のバックストレートで埜口が2位に浮上。さらに4位争いが激化し、千田、#13伊達悠太(Ho,BS)、#3小山知良(Ho,BS)、#5荒川晃大(Ho,BS)の4台で展開。このバトルを小山が制して4番手浮上。すると10周目の1コーナーで埜口が長尾を捉えてトップ浮上。さらに埜口、長尾、阿部のトップ争いに小山が追いつき14周目に小山は阿部をパスして3位浮上。この小山よりも好ペースで追い上げてきているのが荒川で18周目の1コーナーで阿部をパスして4位浮上。その前を行く小山は同じ周の最終コーナーで長尾を抜いて2位へ浮上すると、荒川も続いて3位浮上し、両者による争いが2位争いとなってファイナルラップへ突入。すると第2ヘアピンで荒川が小山をパスして2位浮上。トップ埜口がトップチェッカーを受け、2位荒川は最終コーナーを守り切って2位獲得となった。
以下、暫定ベースのTOP10の順位です。
P1:#14埜口遥希 MuSASHi RT HARC-PRO. (Ho,BS)
P2:#5荒川晃大 MOTO BUM HONDA (Ho,BS)
P3:#3小山知良 日本郵便 HondaDream TP (Ho,BS)
P4:#8阿部恵斗 Webike チームノリックヤマハ (Ya,BS)
P5:#4長尾健吾 NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん (Ya,BS)
P6:#13伊達悠太 BATTLE FACTORY (Ho,BS)
P7:#36菅原陸 保険職人 GBSレーシング YAMAHA (Ya,BS)
P8:#15鈴木光来 MOTO BUM HONDA (Ho,BS)
P9:#32伊藤元治 BATTLE FACTORY (Ho,BS)
P10:#34中村竜也 AUTOBOY☆FirstStar (Ka,BS)