雨の鈴鹿、渡辺との激戦を制し#1中須賀(Ya,BS)がダブルウィン!!
鈴鹿2&4 JSB1000クラス 決勝レース2の結果速報です。
午前中から雨が降り続け、スタート前にWet宣言が出され▲2周減の14周でのレースに。注目のスタートは#15渡辺(Su,BS)が抜け出しホールショット、#6亀井 (Ho,BS)、#1中須賀(Ya,BS)、#8岩田 (Ho,BS)と続く。中須賀がすぐに2位まで上がると先頭2台がペースが速く序盤から渡辺と中須賀の一騎打ちに。3周目に中須賀が渡辺の後ろにぴたりと付けると、逃げる渡辺はラップタイムを2分18秒台まで上げて中須賀を引き離しにかかる。
渡辺がリードを築くも、7周目に転倒のためセーフティーカーが入りこれまでの差が一気になくなる展開に。この時点で渡辺と中須賀は1秒、6位の岡本までは18秒あった差がなくなり、リスタート後はスプリントレースの様相に。8~9周目はSC走行で周回を消費していく。
10周目(残り5周)にリスタート、#15渡辺が1コーナーにトップで飛び込み#1中須賀と#6亀井が先頭に続く。11周目の1コーナーで中須賀がインから一気に渡辺を抜くと、攻めの姿勢を見せこの周に2分18秒台までペースアップし二人の差は0.5秒まで開く。
しかし渡辺も諦めない。12周目に渡辺が差を詰め直し、残り2周となったところでテイルトゥノーズの状況。渡辺がスプーンカーブで仕掛け中須賀の前に出ると、中須賀もすぐにクロスラインでならび並走、シケインで中須賀がインを取りトップに浮上
ラスト1周は会場中が見つめるなか1コーナーで渡辺が入ろうとするも中須賀が阻止、その後も渡辺がプッシュするがリアが暴れてしまい必死に抑えて中須賀を追う。最後の最後まで諦めずシケインで仕掛けるも差を詰めきれず、激闘は中須賀に軍配。2位は渡辺、3位はスタートで出遅れた#29岡本(Ya, BS)が後半巻き返し表彰台を獲得。
JSB1000クラス Race2 暫定結果は以下の通り。
表彰式では素晴らしいレースを見せてくれた二人のライダーにコース中から盛大な拍手が送られ、中須賀も勝利の喜びを全面に出し多くのファンを魅了した。本大会のダイジェスト動画を後日アップ予定です、そちらもお楽しみに。