2013年にスタートした、トヨタ 86とスバル BRZによるJAF公認ワンメイクレース。ナンバー付のレース参戦用車両での戦いは、イコールコンディションでの激しいバトルが展開され注目を集めている。2015年から「プロフェッショナルシリーズ」と「クラブマンシリーズ」の2シリーズ制を導入していたが、2019年からは「クラブマンシリーズ」が「エキスパートクラス」と「オープンクラス」の2クラス制を導入し全3クラスとなったことで、更なる盛り上がりを見せている。プロフェッショナルシリーズではSUPER GTで活躍するプロドライバーも多数参戦、そこに腕に覚えのあるアマチュアドライバーが果敢に挑んでいる。一方のクラブマンシリーズにはプロ認定されたドライバーは参加出来ず、アマチュアドライバーのみで腕を競い合う。全体としてプロからアマチュアまで幅広いドライバーが同じ舞台でガチンコのレースを繰り広げるカテゴリとなっている。

参加できる車両は、2012年に販売が開始されたトヨタ 86 86Racingもしくはスバル BRZ RA Racingのワンメイクレース用グレードのみ。ドライビングを純粋に楽しむことができるFRスポーツカーとして人気のモデルで幅広いニーズに応えるアフターパーツが数多くリリースされ、自分好みに仕立てることができるなどさまざまな楽しみ方を見いだせるクルマであると同時に、モータースポーツのベース車両としての素質も一級品。そのポテンシャルを引き出し、存分に楽しんでもらおうというのがTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceである。

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ワンメイクレース専用に用意されたトヨタ 86「86 Racing」とスバル BRZ「RA Racing」はロールケージや牽引フック、4点式シートベルトを装備するなどサーキットユースに必要な最低限の装備が与えられ、ナンバー付車両とすることで初心者にも参加しやすいレースとなっているのが大きな特徴だ。なお、足まわりなどの車両パーツの一部については、トヨタカーズ・レース・アソシエイション(T.R.A.)認定部品への変更が認められている。
昨年は全8大会で延べ855台がエントリーする盛況ぶりで、前述の通りクラブマンシリーズではクラス編成が2つに増えた。これにより、益々アマチュアドライバーが参加し易くなり、今後も参加者は増えていくと思われる。

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ブリヂストンとTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race

モータースポーツシーンに確かな足跡、幾多の勝利を刻み、技術と性能を磨いてきたPOTENZA。今シーズンは、プロフェッショナルシリーズに2019年最多優勝を挙げた"POTENZA RE-07D"を引き続き投入、クラブマンシリーズにも同じく2019年に年間最多優勝を獲得した"POTENZA RE-12D"を投入する。86/BRZの車両パフォーマンスをみごとに引き出し、同時にタイヤ自らの高性能を証明するPOTENZA装着車両の勝利に期待したい。

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2020年シーズンの見どころ

TOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race は、2020年も全国7つのサーキットで全8大会を開催。
3月20日- 22日の鈴鹿サーキットでの開幕戦を皮切りに、全国のサーキットで、プロ、セミプロ、アマチュアの激しい戦いが展開される。ブリヂストンは2020年もPOTENZAを装着する選手を全力でサポートしていく。

プロフェッショナルシリーズでは、2019年ブリヂストンを履いてシリーズチャンピオンを獲得した#1谷口信輝選手が3連覇を目指す。それに待ったをかけようというのは、昨シーズン1勝を挙げシリーズ2位を確保した#90 阪口良平選手、シリーズ3位に入り昨年末のTGRFエキシビジョンレースでは優勝して波に乗る#7堤 優威選手に注目したい。また、RE-07D開発ドライバーでもある#34佐々木雅弘選手は自身初の"優勝無し"に終わった昨シーズンの結果に満足している訳も無く、雪辱を誓う。今年もプロのプライドをかけた本気のレース展開に期待したい。

クラブマンシリーズ エキスパートクラスは昨年のシリーズチャンピオン不在の中、タイヤ各社が新商品を投入という状況で激戦が予想される。注目のブリヂストン装着選手は昨年から継続してPOTENZAを履く#54鶴賀義幸選手と#703花里祐弥選手だ。

参加型モータースポーツに新風を巻き起こしたTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Race。イコールコンディションで争われるワンメイクレースだからこそ際立つ、ドライバー同士のハイレベルな「ガチンコバトル」を、ぜひサーキットで目撃して欲しい。

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