19日に行われたプラクティス4はファストフライデイとなり、これまでのプラクティスセッションとは異なり予選時同様にブースト圧が増加され予選に向けたシュミレーションを各チーム行っています。
そしてこのファストフライデイを佐藤琢磨選手がトップで終えました!琢磨選手は昨年のファストフライデイでもトップを記録しており、日本人初ポールポジション獲得への期待が高まっております。
ファストフライデイ後の琢磨選手のチームからのレポートとコメントをお届けいたします!
2023年5月19日、インディアナ州インディアナポリス発。週末の予選に向けて引き続きチップ・ガナッシ・レーシング(CGR)は準備を進めていますが、プラクティス3日目の今日はNo.11 デロイト・ホンダに乗る佐藤琢磨がタイミングシートのトップに名を連ねました。佐藤は1周の平均で234.753mph(約375.609km/h)のファステストラップをマーク。これは1996年のプラクティスで記録されたスピード以来となる速さです。NBCの報道によれば、4ラップの平均速度でトップと2番手につけたのも、チームメイトのマーカス・エリクソンだったとのことです。土曜日に行われる予選初日の出走順は、エリクソンが6番手、ディクソンが9番手、佐藤琢磨が25番手、パロウが28番手となります。予選は明日の11:00から18:00(アメリカ東部時間)まで実施されます。
■佐藤琢磨(No.11 デロイト・ホンダ)のコメント
「このチームやチームメイトと仕事をしながら、このスピード、この速さで走れて嬉しく思っています。準備は文句の付けどころがないくらい順調で、今日のスピードは過去26年間でもっとも速かったと聞きました。これは、現在のパッケージングが全般的に優れていることを示しています。僕たちのグループ、そしてHPDは懸命に働いています。ブーストを上げたチップ・ガナッシのマシーンで走るのはこれが初めてで、今朝の走行では(あまりに速くて)目玉が飛び出しそうになりました(笑)。みんな、限界を見極めるとともに、タイヤ・デグラデーションのなかでいかに安定した走りを実現するかを目指して、努力を続けています。このプロセスは大好きで、素晴らしいチャンスをくれたチップ・ガナッシ・レーシングには心から感謝しています。これはまだテストデイに過ぎませんが、マシーンが好調であるのは嬉しいことですね」
(チップ・ガナッシ・レーシングのプレスリリースより)