5月20日~21日にかけて行われたINDY500予選の佐藤琢磨選手の結果をレポートいたします。
予選初日となった20日、チップ・ガナッシ・レーシング(CGR)・ホンダの4台は、4ラップの平均スピードでいずれもトップ12に食い込み、ポールポジションを決める今後の予選セッションに進出することが決まりました。CGRの4台が揃ってトップ12のグリッドからインディアナポリス500に挑むのは、これで3年連続のこと。アレックス・パロウは4ラップの平均スピードで233.398mph(約373.437km/h)をマーク。総合3番手でCGRのトップとなりました。そしてスコット・ディクソンは233.375mph(約373.400km/h)で5番手、佐藤琢磨選手は233.322mph(約373.315km/h)で7番手、マーカス・エリクソンは233.030(約372.848km/h)で10番手となり、琢磨選手は予選2日目への進出を決めます。
そして予選2日目となった21日、No.11 デロイト・ホンダに乗る佐藤琢磨選手はトップ12クォリファイングで233.098mph(約372.957km/h)の平均スピードを記録し、8番グリッドから決勝レースに挑むことが決まりました。なお、ポールポジションを獲得したのはチームメイトのアレックス・パロウでした。
惜しくも琢磨選手のファストシックスへの進出は叶いませんでしたが、決勝での琢磨選手の走りに期待です!
以下、琢磨選手の予選後のコメントを掲載いたします。
■佐藤琢磨(No.11 デロイト・ホンダ)のコメント:
予選1日目
「とてもエキサイティングな予選でしたが、タフな戦いでもありました。コンディションは極めてチャレンジングなもので、最初のアタックでは最終ラップにマシーンのスライドを体験しました。僕たちは再びアタックして記録を更新しましたが、これは素晴らしいチームワークだったといって間違いありません。いまは4台揃ってトップ12に入っていることがもっとも重要です。今晩はデータを見直し、明日は100%でチャレンジできるように準備を進めるつもりです」
予選2日目
「チームにとって素晴らしい予選となりました。アレックスには『おめでとう』と申し上げます。チームは驚くべきスピードを記録し、申し分のない成績を収めました。今日はファスト6に進出したいと願っていましたが、チームとして素晴らしい奮闘だったと思います」
(チップ・ガナッシ・レーシングのプレスリリースより)