第108回インディアナポリス500の第8プラクティスが現地時間の5月20日に行なわれ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.75 アマダ ダラーラ/ホンダ/ファイアストンを駆る佐藤琢磨選手は224.567mph(約359.3km/h)をマークし、全ドライバーのなかで17番手となりました。今後は5月24日に最終プラクティスのカーブデイを行った後、決勝レースは5月26日の午前11時にスタートする予定です(いずれも現地時間)。
以下、プラクティス8を終えた琢磨選手のコメントです。

■佐藤琢磨のコメント
「驚くべきことに、そして不運にも、トラフィックのなかを走るのは今日が初めてとなりました。なぜなら、先週は予選でのパフォーマンス向上に全力を投じていたからです。初めてトラフィックのなかを走ってみて、クリーンなエアのなかを走っているときとはマシーンのフィーリングが大きく異なっていることが判明しました。これに慣れるのと同時に、最初の何回かの走行では、いくつかのパラメーターを調整する必要があったので、おそらくは30分以上も時間をロスしました。たくさんのことをやり遂げるには、あまりに時間が不足していました。しかも、やりたいと思っていたことのすべてをできたわけではありません。確認したいと思っていたポイントは主に3つありましたが、それもできませんでした。ややチャレンジングなセッションとなりましたが、それでも主要なデータは収集できたと思っています。今後、さらに検討を進め、できれば力強い状態でカーブデイに戻ってきたいと願っています。エンジニアたちは、トラフィックのなかを走った今日のデータを中心に、これまでの数日間で集めた情報をすべて見直し、それらがなにを意味するかについて、今後たくさんの議論を交わす必要があると考えています」
(レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより)

プラクティス8リザルト