予選で一瞬ヒヤリとした井尻 薫が横綱相撲

  • 開催場所:筑波サーキット
  • 開催日:2022年05月22日(日) 〜 2022年05月22日(日)
ロードスター・パーティレースⅢ 東日本 NCシリーズ Rd.2

5月22日、ロードスター・パーティレースⅢの東日本シリーズ第2戦が茨城県の筑波サーキットで行われた。NDクラブマン同様の16台が集まった第2レースのNCシリーズは、やはりプロドライバーの井尻 薫が実力を発揮。ポールポジションから悠々と逃げ切って、参戦以来の連勝記録を16に伸ばした。

●予選
現在は唯一東日本でのみ開催されているNCシリーズだが、開幕戦の22台に続いて、この第2戦にも16台がエントリー。公式予選は9時ジャストからの15分間の予定だったが、数分遅れてのアタック開始となった。9時の時点でのコンディションは気温18.7℃・湿度86%・路面温度22.1℃と、この季節にしてはとくに路温の低さが気になるところ。予選前半は12台しかコースに入らず、残る4台はコンディションの回復を期待してか待機に入った。

序盤は1分9秒台後半の争いで、アタック1周目の上位は48号車・鎌野宇宙と168号車・森本進一というフレッシュな2名が記録。これに続いて、開幕戦2位の13号車・田宮 駿が1分9秒645、同じく3位の5号車・入江 直が1分9秒716をそれぞれアタック2周目に記録して、ラップモニターの上段が切り替わった。

そして予選開始から9分30秒が過ぎた頃、ピット待機組が待ち望んだ太陽が顔をのぞかせた。ここからアタックを開始した86号車・井尻薫がいきなり叩き出したタイムが1分8秒967。そして195号車・中島優太も1分9秒007と、わずか0.04秒差で続いた。コンディションは確実に改善されたようだ。
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残念なことに中島は走路外走行でこのタイムは削除されるものの、セカンドベストの1分9秒527でもライバルを上回って最前列は確保。2列目も先ほどの田宮→入江の順で続き、5番グリッドは2戦目のルーキー森本が1分9秒725で、6番グリッドはベテランの104号車・内海由多加が1分9秒752で獲得した。タイムを見てもわかるように、このクラスは全体で見ても各車のタイムが接近していて、決勝でも随所でバトルが勃発することが確実だ。

●決勝
第2レース、NCシリーズの決勝は13時10分の予定から4分のディレイでスタート。日差しが強くなり、13時の時点でのコンディションは気温24.6℃・湿度53%・路面温度43.7℃まで跳ね上がった。

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ポールポジションの井尻はスタートから快調に飛ばし、2番グリッドの中島を引き離しにかかる。さらに3番グリッドの田宮と4番グリッドの入江も追走。唯一、オープニングラップの上位陣では8番グリッドで出たルーキーイヤーの鎌野が、直前の9号車・ケイイチロウをパスして帰ってきたのが順位の変動となった。

3周目には5位の森本を先頭にする7台が集団を形成し、5周目にはこの集団が4位を走る入江にも追い付くという混戦になるが、これは周回を重ねていくうちに徐々にバラけていく。また3位の田宮が5周目以降、2位の中島とのギャップを1秒以内に詰めていくが、8周目にいきなり1分13秒台にタイムが落ち込んでしまい、逆転のチャンスも消えてしまった。
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先頭の井尻は5周目には3秒、11周目には5秒と差を広げ、最後は8.009秒差という大差で連勝記録をまた伸ばした。

以下、2位の中島、3位の田宮までがポディウムに登壇し、4位にベテランの入江が入賞したが、この決勝では5位と6位の選手の健闘を讃えたい。5位には予選で得た5番グリッドを最後まで守り抜いた森本、6位にはファイナルラップでベテランの内海をパスした鎌野が入った。森本は今年5月にデビューしたばかりの2戦目で、鎌野は昨年10月の初参戦から3戦目。ともに嬉しい初入賞となった。
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●優勝した井尻選手コメント
「路面温度も高くて、夏のレースみたいでしたね。雨のせいでグリップも薄い感じで、色々難しかったです。最後は離れましたが、ライバルの皆さんとの差は小さくなってきていると思います」
タイヤに関しては
「路面温度を考えて、少し内圧を落としました。数値は内緒ですけどね」



東日本シリーズの第3戦は少し長いインターバルが入り、9月3日の土曜日に「第33回メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」との同日開催を予定。また、パーティレースの次の戦いは西日本シリーズの第2戦で、6月26日の日曜日に岡山国際サーキットで行われる。


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レース結果

コース:筑波サーキット

[NCシリーズ]

決勝

  • 開催日:2022/05/22
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:16
  • 完走:16
  • (2.045km x 15laps = 30.675km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 86 井尻 薫 BS Bridgestone e-Jan ロードスター 15 17'41.643
2 195 中島 優太 BS Bridgestone TCR ロードスター 15 17'49.742
3 13 田宮 駿 BS Bridgestone TCCターマックロードスター 15 17'54.128
4 5 入江 直 BS Bridgestone 広島高潤AXIAロードスター 15 17'56.320
5 168 森本 進一 BS Bridgestone PRコンサル相談可ロードスター 15 17'56.884
6 48 鎌野 宇宙 BS Bridgestone 鎌野塾ロードスター 15 17'59.629
7 104 内海 由多加 BS Bridgestone おりこう堂ロードスター 15 17'59.801
8 9 ケイイチロウ BS Bridgestone Moty'sロードスター九号機 15 18'00.220
9 44 藤貫 直之 BS Bridgestone ハミルDON☆ロードスター 15 18'00.686
10 156 西澤 嗣哲 BS Bridgestone テックMSロードスターCE 15 18'03.051
11 163 宮井 理充 BS Bridgestone ELEVレーシングロードスター 15 18'03.548
12 139 新田 孝太郎 BS Bridgestone ガレージ123ロードスター 15 18'05.226
13 24 藤澤 卓也 BS Bridgestone ロードスター 15 18'05.860
14 7 佐久間 行雄 BS Bridgestone TCR012ロードスター 15 18'06.241
15 15 亀山 晃代 BS Bridgestone TCC奥多摩R&Tロードスター 15 18'09.281
16 62 松浦 俊一 BS Bridgestone 小原笑店レーシングロードスター 15 18'15.933