SATOSHIが通算60戦目を6年ぶりのVで飾る

  • 開催場所:筑波サーキット
  • 開催日:2026年09月27日(日) 〜 2026年09月27日(日)
2026年ロードスター・パーティレースⅢ 東日本Rd.3 NDクラブマン

茨城県の筑波サーキットで9月27日、ロードスター・パーティレースⅢ東日本シリーズの第3戦が行われた。34台のエントリーを集めたNDクラブマンクラスは予選を2組に分けて行い、決勝も「ボーナス」と「ファイナル」の2レースを開催。各組の上位10台ずつによる「ファイナル」では6号車のSATOSHIがこの日の主役。2番グリッドから鮮やかなスタートで先頭に立って逃げ切りに成功し、通算60回目の参戦という記念のレースを6年ぶりの優勝で自ら祝福した。

クラブマンクラスのドライバーズブリーフィングは8時から開催。今回は102号車の鶴岡嵩政と162号車の木村航洋が初参加。鶴岡は「スーパーFJで2回参戦していますが、パーティレースは初めてなのでよろしくお願いします」と、また木村は「今回が初めての公式戦です。ノーペナルティで完走を目指します」と挨拶。先輩たちから温かい拍手で歓迎された。
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●予選
1組目の予選は8時40分からの15分間。天候は曇りだが、朝一番の路面は前日に降った雨の影響でウエット。それでも徐々にレコードラインは乾いていく傾向だ。8時30分時点での気温は20.0℃、湿度は74%、路面温度は22.4℃。開始早々、1分11秒292で暫定トップに立ったのが217号車の森田正穂。続いて1分11秒台の前半を数人の選手が記録するが、一気に1分10秒975を叩き出したのは第2戦のウイナー、169号車の國井宏樹だった。
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その後、第2戦で3位を獲得した111号車の山口 聡が1分11秒186で2番手に浮上するが、同じく第2戦5位の森田も自己ベストの更新を重ねて1分11秒101まで削り込む。
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山口も最後に1分11秒142を記録したが及ばない。さらに181号車の横田大樹が1分11秒198、3号車の三谷貴一郎が1分11秒206、76号車の毛利和弘が1分11秒271と僅差で続いた。
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5分という短いインターバルで、クラブマン2組目の予選が9時ジャストからの15分間で行われた。コンディションは気温20.8℃/湿度92%/路面温度24.0℃。まずは6号車のSATOSHIが1分11秒039という好タイムで暫定トップとなり、結局このタイムを上回る選手は現れなかった。
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続いたのは12号車の梶 忠光で、最初のアタックの1分11秒245から1分11秒127と削り込む。3番手は77号車のテツ・パチーノだがベストは1分11秒164。第2戦で2位という実力者としては不本意だったことだろう。
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以下は4年前の最年長優勝記録(70歳1か月)更新を目指す66号車の関 裕が1分11秒253、137号車の能勢健一朗が1分11秒496で続いて、6番手はルーキーの鶴岡が1分11秒546で食い込んだ。
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奇しくも、どちらの組も1分11秒台(國井を除く)を記録した上位10名が「ファイナル」に進出。ポールポジションは総合トップの國井で、2番グリッドはSATOSHI。以下も1組目の選手たちがイン側、2組目の選手たちがアウト側のグリッドから決勝をスタートする。なお各組11位以下の選手たちが進む「ボーナス」レースのグリッドも決定した。1組目11位の252号車・前田兼成がポールシッターとなり、2組目11位の23号車・荒川 豊 が2番グリッドを獲得。以下はイン側に1組目の16位まで、アウト側に2組目の16位までの合計12台で争うことになった。ちなみに各組1名ずつが欠場している。

●決勝
NDクラブマン「ファイナル」の決勝はオンタイムの12時44分にスタートが切られた。12時30分時点でのコンディションは気温25.5℃/湿度73%/路面温度34.2℃で、天候は晴れ。路面は公式記録にはセミウエットとあるが、ドライと言って差し支えない印象だ。
ポールシッターの國井のスタートは今ひとつで、2番グリッドのSATOSHIが先頭で第1コーナーに進入する。
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2列目の森田正穂と梶はグリッド通りだったが、5位にはテツ・パチーノ、また6位には横田がひとつずつ順位を上げてオープニングラップを戻ってきた。序盤の上位陣ではトップに立ったSATOSHIの方に勢いが感じられ、逆に國井は3番手の森田にテール・トゥ・ノーズに迫られる展開だった。
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その後方ではパチーノのペースが今ひとつで、3周目に横田の先行を許して5位と6位が入れ替わった。
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さらに背後には山口が迫るが、ここはパチーノが粘って最後まで逆転を許さない。またその後方でも、3号車の三谷を先頭とする4〜5台の集団でのバトルは見応えがあった。
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レースが10周を過ぎて終盤戦に入ると、第2戦で優勝して予選でも最速だった國井がジワジワと差を詰めて逆転を狙う。しかしながら2006年のRX-8での初参戦以来、今回がパーティレース60戦目というSATOSHIもミスなく落ち着いた走りで隙を見せない。
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最後も0.345秒という僅差だが逃げ切って、2020年の東日本第2戦以来という6年ぶりの優勝で記念すべきレースを走り終えた。
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2位の國井と3位の森田も笑顔でポディウムに登壇。以下は4位の梶、5位の横田、6位のパチーノまでが入賞となった。
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●優勝したSATOSHI選手のコメント
「60戦目なのでノーペナで完走と思っていたら、10年に一度くらいのマグレが起きました。タイトな3つのコーナーでは國井さんに差を詰められるんですが、ブリッジ下や最終は自分の方が少し速かったので、なんとか逃げ切れましたね」
タイヤについて
「正直、昨年までの004とはグリップが全然違いますね。特にクラブマンクラスには本当にマッチしたタイヤだと思います。ただ004で上手くハマった時に“クルッ”という感じが味わえたのが懐かしいです。でも、レースでは絶対に005を使いますけど」

ロードスター・パーティレースⅢの次なる戦いは10月11日の日曜日に、岡山国際サーキットで西日本シリーズの第2戦が予定されている。また東日本シリーズの最終戦はここ筑波サーキットで、11月15日の日曜日に行われる。

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レース結果

コース:筑波サーキット

[NDクラブマン]

決勝

  • 開催日:2026/09/27
  • 天候:Fine
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:20
  • 完走:20
  • (2.045km x 15laps = 30.675km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 6 SATOSHI BS Bridgestone プロジェクトワン ロードスター 15 18'10.421
2 169 國井 宏樹 BS Bridgestone 國匠ロードスター 15 18'10.766
3 217 森田 正穂 BS Bridgestone 寝不足ましゅ~☆ロードスター 15 18'11.113
4 12 梶 忠光 BS Bridgestone KJR ロードスター 15 18'11.512
5 181 横田 大樹 BS Bridgestone クロノスPmGMロードスター 15 18'11.753
6 77 テツ・パチーノ BS Bridgestone キープオンR ロードスター 15 18'15.361
7 111 山口 聡 BS Bridgestone ユニバーサルツインロードスター 15 18'15.568
8 3 三谷 貴一郎 BS Bridgestone 松鵠会ROADSTER 15 18'19.533
9 66 関 裕 BS Bridgestone TAKE&國匠・ロードスター 15 18'19.843
10 137 能勢 健一朗 BS Bridgestone TCCドラプレTTロードスター 15 18'20.418
11 76 毛利 和弘 BS Bridgestone Subsonicロードスター 15 18'22.146
12 61 石井 栄司 BS Bridgestone ARRIVEロードスター 15 18'22.724
13 102 鶴岡 崇政 BS Bridgestone モエドラ☆ほいほいロードスター 15 18'23.152
14 86 栗原 誠法 BS Bridgestone G-design ロードスター 15 18'23.555
15 162 木村 航洋 BS Bridgestone ELEVレーシングロードスター 15 18'25.340
16 280 樋口 捷 BS Bridgestone IDS NIWAR ロードスター 15 18'26.721
17 120 森 和郎 BS Bridgestone はじめてのロードスター 15 18'27.851
18 114 judy BS Bridgestone 白っぽいロードスター 15 18'28.612
19 15 亀山 晃代 BS Bridgestone 國匠R&Tロードスター 15 18'42.327
20 48 森田 泰博 BS Bridgestone ポテンザRW007ロードスター 11 13'56.528