BRIDGESTONE F1活動14年の軌跡
  • ブリヂストンのF1チャレンジはこうしてはじまった
  • ブリヂストンF1スタッフ歴戦の記憶
  • 内外の関係者が語る、F1活動の意義 F1参戦がもたらしたもの
  • 参戦年表
  • テクノロジー&レギュレーション
  

ブリヂストンは、ドライバーに対して
いつも信頼に足るタイヤを与えてくれた

現:フェラーリ・チーム・ドライバー / 2007年当時:マクラーレン・チーム・ドライバー

フェルナンド・アロンソ

2001年にF1デビュー。みるみる頭角を現し、2005年、2006年には当時フェラーリのミハエル・シューマッハ選手との激闘の末に2年連続のワールドチャンピオンとなったのが、フェルナンド・アロンソ選手。現在の、特にスペインにおけるF1人気の立役者とも言える同選手から、ブリヂストンのF1チャレンジについて語っていただいた。




2007年、F1がブリヂストンによるワンメイク時代を迎えるのと同時に、私はルノーからマクラーレンへと移籍しました。
前年までルノーで使っていたタイヤと比べてフロントタイヤの挙動がかなり違っていたので、私はドライビングスタイルを少し変える必要がありました。ただそれはドライバーの仕事のひとつで、大きな問題ではありませんでした。


タイヤがワンメイクになってからブリヂストンがすばらしいと感じた点は、安全面に大きく貢献してくれたことではないかと思います。それは、彼らの単独サプライヤーとしての任務のことだけを言っているのではありません。
私たちドライバーにとって、極めて高い信頼性を備えたタイヤに頼れるということはとても重要なのです。
ブリヂストンは、レギュレーションが変わって、立て続けに変更を迫られたときでも私たちに、信頼に足るタイヤを与えてくれました。

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2007年、ブリヂストンによるワンメイク化と同時にマクラーレンに移籍。アロンソ選手にとって、ブリヂストンのタイヤでF1のレースを戦うのは初のことであった。

2010年、フェラーリに移籍。最終戦までベッテル選手、ウェバー選手、ハミルトン選手らとドライバーズタイトルを争った。