ドライ用フロントタイヤ。サイズ:280/35 R18。

ドライ用リアタイヤ。サイズ:330/40R18。

ウェット用浅溝フロントタイヤ WA6。サイズ:280/35R18。

ヂストンに新技術の開発を要請してきた。だが、19インチタイヤは、剛性がアップするメリットはあるものの、急激な挙動変化、パフォーマンスの持続性、耐久性にもデメリットがあると判断、ブリヂストンは18インチタイヤをよりファインチューニングすることとした。

FIA-GTシリーズのスタート
 1997年からメルセデス・ベンツは、ITCの終了とともに活動の場をFIA-GT選手権に移した。このGT選手権は、それ以前にGTマシンによって行われていた耐久レース、BPRシリーズがFIA

タイトルの選手権に発展したものだった。ブリヂストンも引き続き同チームにタイヤを供給することとなった。
 1997年AMGメルセデス・ベンツチームは、GT選手権制覇のためにAMGメルセデスCLK GTRを投入した。最大のライバルはミシュランタイヤを装着するマクラーレン BMW F1 GTRだ。開幕戦のドイツ、ホッケンハイムでは見事に予選でポールポジションを獲得したが、決勝レースではマシントラブルが発生、続く第2戦イギリス、第3戦フィンランドでもレースをリードしながらレース中断やアクシデントに巻き込まれてし


 

AMGメルセデス・ベンツチームとともにヨーロッパにおいて成功を収めた。

ル・マン参戦以降送り込まれた最強マシンCLKLMは、ライバルを突き放す最大の武器となり、チャンピオン獲得への原動力となった。

北アメリカへ上陸したFIA-GT選手権レースでも変わらぬ最強のコンビネーションを見せつけることができた。アメリカにおいても「ブリヂストン」ブランドの優秀性を大いにアピール。

BRIDGESTONE MOTORSPORT