ドライ用フロントタイヤ。サイズ:300/680 R18。これはトヨタ・スープラ用のフロントサイズだ。

ドライ用リアタイヤ。サイズ:330/40R18。リアタイヤはトヨタ・スープラ、ニッサン・スカイラインGTR、ホンダ・NSXともに同じサイズを使用した。

ウェット用浅溝フロントタイヤ 。サイズ:300/ 680R18。

ウェット用浅溝リアタイヤ。サイズ:330/40 R18

国産スポーツカーがひしめくGT選手権。ブリヂストンとニッサン・スカイラインGTRが1993年から1995年まで連覇。
 

選手が惜しくも2位となった。
 2年連続でタイトルを逃したブリヂストンであったが、タイヤ開発では常に進歩を遂げてきた。そして、1997年、前年までの開発の成果を活かして新たなスペックを投入し、序盤から前年と形勢を逆転する快進撃を見せた。アコードの中子選手と黒沢選手がそれぞれ4勝をマーク、プリメーラの星野選手と本山哲選手がそれぞれ2勝して全14戦中ブリヂストンユーザーが12勝を記録したのである。中子選手がチャンピオン、黒沢選手が2位、本山選手が3位とシリーズランキングの上位をブリヂストン装着車が独占したのだった。
 1998年シーズンは長引く経済不況の影響を受

けて自動車メーカーの撤退が相次ぎ、この状況からブリヂストンはタイヤ開発のパワーを他のカテゴリーに傾注することとし、1チーム2台のサポートにとどまった。そして大方の予想通り、この年をもってこの選手権は終了することになってしまった。

日本流「GT」の人気が沸騰
 ツーリングカー選手権が2000ccまでの4ドアセダンで闘われることとなった一方、GT選手権は大排気量スポーツカーによって行われ、ファンの注目を集め出した。GT選手権初年度の1993年こそ参加台数も少なかったが、2年目の1994年には参加台数も増加し、マシンバラエティー

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