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EWC 2018-2019年シーズン開幕戦 ボルドール24時間耐久の予選1回目が行われました。
各ライダーの予選開始現地時間(日本との時差は7時間)は以下の通りです。

15:40 - 16:00:ブルー腕章ライダー
16:10 - 16:30:イエロー腕章ライダー
16:40 - 17:00:レッド腕章ライダー
17:10 - 17:30:グリーン腕章ライダー(リザーブライダー)

EWCではライダー3人の平均タイムで順位が決まります。EWCでは予選/決勝で使用出来るタイヤの本数制限がありますが、今回はサーキットが新舗装路となったので使用本数制限が適用されません。その為タイヤを多く使う事が出来るので、20分の限られた走行時間の中でタイヤを新品に変えてタイムアタックするチームも多くみられると思われます。





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【ブルー腕章ライダー】
#1 F.C.C. TSR Honda France:J.フック
#7 YART-YAMAHA:B.パークス
スタート時は気温28℃、路面温度42℃。走行を開始して最初のタイムアタックに入った辺りで転倒者が出た為に約4分で赤旗中断。約10分後に予選が再開されてタイムアタックに入りました。
まずトップに立ったのは#6 ERC-BMW Motorrad EnduranceのK.フォレイ(BMW PI)で1'54.997。2番手に#11 SRC Kawasaki FranceのR. ドゥ ピニエ(Ka PI)が1'55.139で続きF.C.C. TSR Honda FranceのJ.フックは1’55.646で3番手につけます。
残り10分辺りでJ.フックがリアタイヤを新品に交換して再度コースイン。B.パークスも同じくリアを交換し2度目のタイムアタックを開始。
トップの#6 K.フォレイ、2番手の#11 R.ドュ プニエも交換してタイム更新を狙いますがベストタイムは更新出来ず。最初のアタックでタイムが伸びなかったB.パークスが残り約4分で1'55.301を出して3番手に浮上。J.フックも1'55.599と僅かに更新しましたが、順位は4位となりました。

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【イエロー腕章ライダー】
#1 F.C.C. TSR Honda France:F.フォレイ
#7 YART-YAMAHA:N.カネパ
スケジュールより10分遅れの16:20にスタート。走行を開始して約8分でF.フォレイが1’55.915を出してトップに。続いてN.カネパも1’56.026を出して2位となり、予選前半はBS勢が1-2に!
リアタイヤを交換して2回目のタイムアタックに入りますが、F.フォレイはコース上で他のライダーに引っ掛かったりでなかなかタイムが更新出来ません。残り4分となった所でN.カネパが1'55.470にタイムを更新しトップに浮上。これでBS勢1-2が決まりかと思われましたが、最後に#11 J.グアノーニが1'55.871を出して2位に食い込み、BS勢は1-3位となりました。

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【レッド腕章ライダー】
#1 F.C.C. TSR Honda France:M.ディ メリオ
#7 YART-YAMAHA:M.フリッツ
3人目の予選も10分遅れの16:50にスタートし、この時点で気温27℃、路面温度は43℃。
このセッションではM.フリッツが好調で4周目に1'55.316を出してトップに立ち、M.ディ メリオは3周目に1'56.642で5番手。
残り約10分でリアタイヤを交換し、タイム更新を狙います。まずタイムを更新してきたのはM.ディ メリオで残り3分を切った所で1'55.800を出して2番手に浮上!M.フリッツもベストタイムを更に更新し1'55.241でトップの座を守り、この予選セッションではBS勢が1-2と好結果となりました。

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【予選1回目総合結果】
3人のベストラップ合計の平均で#7 YART-YAMAHAが1'55.337が暫定トップ! 2位にERC-BMW Motorrad Endurance、#1 F.C.C. TSR Honda Franceは1'55.771で暫定3番手となっています。
翌日の予選2回目は午前中の涼しい時間帯ですので、予選1回目のタイムを更新してくる事が予想されます。
明日の予選開始現地時間は以下になっています。
9:40 - 10:00:ブルー腕章ライダー
10:10 - 10:30:イエロー腕章ライダー
10:40 - 11:00:レッド腕章ライダー
11:10 - 11:30:グリーン腕章ライダー(リザーブライダー)

本日はこの後、現地時間20:30 - 21:30のスケジュールでナイトプラクティスが行われます。