【予選結果速報】2022 FIM EWC Rd.3 鈴鹿8耐 予選1回目 

3年振りに開催される鈴鹿8耐 公式スケジュール1日目。12:10から青腕章をつけたライダーが20分の予選。その後は各ライダー予選間に15分のインターバルを挟んで黄腕章ライダー、青腕章ライダーの予選が行われる。
昼前には雨がポツポツと落ちてくることもあったが、路面を濡らすほどではなく、予選開始時の気温は30℃ 路面温度38℃のコンデション。

■青腕章ライダー予選1回目
各ライダーがコースインし、2周目からタイムアタックを開始。多くのライダーがタイム更新を狙っていく中、2周目にトップタイムを出したのは#33 Team HRC(Ho,BS)の長島哲太で2'06.659。2番手にEWCレギュラーチームの#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM(BMW,DL) M.REITERBERGERが2'06.953と好タイムを記録する。
#33 Team HRCの長島は3周にはさらにタイムを更新する2'04.942と驚愕のラップタイムを記録。その後に#7 YART - Yamaha Official Team EWC(Ya,BS)のM.FRITZがタイムを更新し2'06.138で2番手に上がる。3番手には#17 Astemo Honda Dream SI Racing(Ho,BS)の作本輝介で2'06.393。
上位勢は4周目にピットインしタイムアタックを終了してタイヤを温存。この後のライダーや2回目予選に備える模様。

■黄腕章ライダー予選1回目
続いて2人目、黄腕章ライダーの予選が12:45から開始。気温は30℃と変化はない。
予選開始から最初にトップタイムを出したのは#17 Astemo Honda Dream SI Racingの渡辺一馬が2'06.801。しかしその後に#10 Kawasaki Racing Team Suzuka 8H(Ka,BS)のA.LOWESが2'06.204を記録してトップに立つ。
その1分後、#7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCのN.CANEPAが2'05.863を出してトップが入れ替わる。上位勢が3ー4周でタイムアタックを終えピットに戻ってくる中、#33 Team HRCの高橋巧はタイムを更新する為に周回を重ねていく。
予選残り時間も少なくなってきたところでTeam HRC 高橋は2'06.494を出し、3番手まで上がったところで黄腕章ライダー予選は終了した。

■赤腕章ライダー予選1回目
3人目の予選は13:20からスタートとなるが、コース上はポツポツと雨が降り始めた。各ライダーはコースインし、S字~逆バンクの区間で#7 YART-YAMAHA OFFICIAL TEAM EWCのK.HANIKAが転倒してしまう。
特に西コース区間は大粒の雨が降っている模様で、いくつかのコーナーで転倒者が見られ多くのライダーはタイムアタックを行えずにピットイン。
雨はすぐに止み、残り時間8分頃から多くのライダーが再びコースに戻るがWetタイヤ・Dryタイヤとライダーによってタイヤの選択が違う模様。
その中で残り時間僅かとなった頃に2'10.964を出した#50 TEAM KODAMA(Ya,BS)がトップに立つが、その後に#5 F.C.C. TSR Honda France(Ho,BS)のM.DI MEGLIOが2'10.556を記録してトップの座を奪う。
上位2台はDryタイヤを使用していた模様だが、3番手以下はWetタイヤと思われ、上位2台と3番手は約6.3秒と大きな差がついている。

3人目の赤腕章ライダーは波乱の予選となったが、チーム内で速いライダー2名のベストタイム平均で予選順位が決まる為、ほとんどのチームは青・黄腕章の平均タイムが暫定予選結果になると思われる。
この後、予選2回目は15:50から予定されている。

予選1回目暫定順位結果は以下の通り(ブリヂストン手元計算)予選1回目.jpgブリヂストンモータースポーツWEBでは鈴鹿8耐でブリヂストンがサポートするチームを写真で紹介しています!
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