2023 FIM 世界耐久ロードレース選手権 (EWC)は今シーズン2戦目がベルギー スパ・フランコルシャンサーキットで開催されるスパ24時間が本日6/16(金)に開幕します!
今大会では開催日程を減らす為、通常2日間に跨っていたフリープラクティス~予選~ナイトプラクティスを1日で済まされるようにタイトなタイムスケジュールとなっています。
今シーズンは年4戦が予定されており、8/6に行われる鈴鹿8時間耐久ロードレース以外の3戦は全て24時間で開催されます。24時間耐久レースでは予選順位ー8時間経過時点ー16時間経過時点ー24時間レース結果で最大65ポイント獲得が可能となり、最終戦の決勝レース終了までタイトル争いは気が抜けない状況となります。
開幕戦となった前戦のルマン24時間(4/15-16)ではブリヂストンがタイヤを供給・サポートする昨年のチャンピオンチームである#1 F.C.C. TSR Honda Franceがほぼノートラブルの安定した走りで独走優勝。予選こそ3位でしたが、8時間経過時点・16時間経過時点で獲得するポイントもトップを保持しての優勝でしたので、最大獲得ポイントに近い63ポイントを獲得。同じくサポートチームの#7 YART - YAMAHAが2位表彰台を獲得。予選・時間経過ポイントを合計すると54ポイントでランキング1ー2をブリヂストンサポートチームが占めています。。2021年のチャンピオンチームで同じくサポートチームの#12 Yoshimura SERT Motulはスタート直後の転倒で最後尾からの追い上げとなってしまいましたが、粘りよく走り続け、最後は7位まで順位を挽回してゴールし、ポイントランキングでも7位となっています。
Rd.1 ルマン24時間終了時点のEWCクラス ランキング上位は以下となっています。
今大会、レースの舞台となるスパ・フランコルシャンサーキットは、ベルギー東部の街であるリエージュから南東約30Kmほどにある山の中に位置します。コース全長は6.985kmと世界のサーキットの中でも長く、高低差104mある上に高速コーナーが連続しており、2コーナーとなる下り左高速のEau Rouge(オー・ルージュ)から右左と切り返して一気に駆け上がるRaidillon(ラディオン)はスパ・フランコルシャンの名物セクションとなっています。登り切った後に続く長いストレートのKemmel(ケメル)を過ぎると下り区間に入り、低速となる下りヘアピンのRivage(リバージュ)、Pouhon(プーオン)と下り区間が続きます。
コース後半は長い左高速コーナーからハードブレーキングとなる最終シケインはオーバーテイクポイントとなるでしょう。
週末の天気予報は概ね良好となっており、雨の降る確率は低そうです。土日の最高気温は25℃前後、最低気温は16℃前後の予報となっており、昼夜を通して寒くなる事は無く、昼間は少し暑くなると思われます。
公式スケジュールの前に6/14(水)に午前中3時間、午後5時間のフリープラクティスが行われ、スパ24時間に参戦する36チームが参加。
このセッションでトップタイムを記録したのはブリヂストンサポートチームである#7 YART Yamaha Official EWC Teamが唯一2分19秒台を記録。スペアマシンも走行しており、総合のタイムでも1ー2番手と好調な滑り出しを見せています。
3番手には昨年のチャンピオンであるブリヂストンサポートチームの#1 F.C.C. TSR Honda France。4番手に昨年のスパ24時間の覇者、#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM。もう1台のブリヂストンサポートチームの#12 YOSHIMURA SERT MOTUL (Su)は8番手のタイムとなりました。
6/14(水)に行われたフリープラクティスの総合結果上位は以下となっています。
本日6/16(金)から始まる公式スケジュールは以下となっています。ブリヂストンモータースポーツWEBでは現地から各セッションの結果速報、決勝レースの経過速報をお届けします!
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