2023年シーズンのFIM 世界耐久ロードレース選手権 EWCは最終戦となる第4戦 ボルドール24時間が本日9/14(木)から開幕します。
今年のEWCは開幕戦 ルマン24時間ではブリヂストンサポートチームで昨シーズンのチャンピオンチーム、#1 F.C.C. TSR Honda Franceが大きなトラブルも無く24時間を走り切り優勝。
第2戦 スパ24時間では同じくサポートチームの#7 YART YAMAHA EWC TEAMがトラブルを克服し、2020年以来の優勝を獲得。
1ポイント差で迎えた第3戦 鈴鹿8耐では強豪国内チームが多く参戦する中、#1 F.C.C. TSR Honda Franceが3位となるが、#7 YART YAMAHA EWC TEAMは序盤のトラブルが影響し23位となりました。
この結果、TSR とYARTのポイント差は13に広がっています。
現在のポイントランキング上位は以下となっています。
最終戦 ボルドール24時間の部隊はフランス南部にある、ポール・リカールサーキット。地中海に面する都市、マルセイユから東へ約40Kmほどの山の上に位置します。
ミストラルと呼ばれる、約1.8Kmの長いバックストレートが特徴で、追い風が吹くとEWCマシンでも350Km/h前後の最高速を記録します。コース全体が滑らかなコーナーが多く、アクセル開度が全開の区間が長い為にエンジンに大きな負担が掛かり、例年白煙を上げるマシンが続出。このようなマシントラブルにより、多くのリタイヤが出る事が出てしまい、今年もどれだけのマシンが無事に24時間を走り切るか注目が集まります。
今年のボルドール24時間ではオーガナイザーの意向により、フリー走行などのセッションが少なくなっていますが、レースウィークの開始となる9/12(火)にはEWCエントラントの特別走行が設けられ、各チームはレースに向けた走行を開始。
公式スケジュールとなる本日9/14(木)は最初に2時間のフリー走行が行われ、予選1回目、夜間走行のナイトプラクティス。翌日9/15(金)は午前中に予選2回目が行われ、決勝スタートとなる9/16(土)は通常、朝にウォームアップセッションが設けられていましたが、今年はウォームアップが無くなり、そのまま15時からのスタートとなります。
ボルドール24時間のタイムスケジュールは以下となっています。
今大会のトピックスとして、チャンピオン争いをリードする#1 F.C.C. TSR Honda Franceのリザーブとして、第4ライダーに大久保光選手がエントリー。また#12 YOSHIMURA SERT MOTULからも同じくリザーブとして、今年の鈴鹿8耐にも参戦した渥美心選手が参戦。
決勝レースで走るかどうかは現時点では分かりませんが、第4ライダーとしてチームを支える事となります。
また#1 F.C.C. TSR Honda Franceは鈴鹿8耐前にトレーニング中に負傷したJ.HOOKが、この最終戦でチャンピオンを獲得する為に復帰します。TSRは開幕戦からのライダーであるMike DI MEGLIO、Alan TECHER、J.HOOKに大久保光を加えた4名。
逆転チャンピオンを狙う#7 YART YAMAHA OFFICIAL EWC TEAMは開幕戦からのレギュラーライダーであるNiccolo CANEPA、Marvin FRITZ 、Karel HANIKAの3名。
#12 YOSHIMURA SERT MOTULはGregg BLACK、Sylvain GUINTOLI、Etienne MASSONのレギュラーライダーに渥美心を加えた4名となります。
最終戦となるFIM EWC Rd.4 ボルドール24時間は最後にどのチームがトップでチェッカーを受けるのか? 接戦となっているチャンピオン争いをどのチームが制するのか?
ブリヂストンはタイヤを供給する#1 F.C.C. TSR Honda France、#7 YART YAMAHA OFFICIAL EWC TEAM、#12 YOSHIMURA SERT MOTULの3チームの足元をしっかり支えます!
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