2024 FIM EWC Rd1 ルマン24時間は現地時間16:00 (日本時間23:00 時差7時間)から予選1回目が開始。
ルマン地方は雲が少し出ているが、天気は良好で気温は20℃前後、路面温度は30℃ほどとタイムが出やすい環境下と言える。
予選では青・黄・赤と各色の腕章を付けたライダーが各20分セッションを走行。各自のベストタイムから速いタイム2名の平均で予選順位が決まる。
また各チームには7枚のステッカーが配布され、3名 x 2回の予選セッションで7本のタイヤしか使用される事は許されておらず、どのようにタイヤを使用するかも各チームの戦略が異なっている。
【青腕章ライダー予選1回目】
予定通り、現地時間16:00より最初のライダーがコースインを開始。BS勢では#1 YART YAMAHA (Ya,BS)がNoccolo CANEPA、#5 F.C.C. TSR HONDA France (Ho,BS)はJosh HOOK、#12 YOSHIMURA SERT MOTUL (Su,BS)はGregg BLACKが走行。
走行開始10分が経過した頃、#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM (BMW,DL)が1'35.869でトップに立ち、翌週には1'35.492までタイムを更新。その後、#1 YART YAMAHAは大幅にタイムを更新し、1'34.708と2番手以下を引き離すタイムでトップに。
残り時間6分頃に#333 HONDA VILTAÏS RACING (Ho,PI)が1'35.377で2番手に上がり、残り3分頃には#12 YOSHIMURA SERT MOTULが1'35.415で3番手となる。
20分の予選は、トップ#1 YART YAMAHA、2番手#333 HONDA VILTAÏS RACING、3番手#12 YOSHIMURA SERT MOTULで終了。#5 F.C.C. TSR HONDA Franceは4番手で最初の予選を終了した。
【黄腕章ライダー予選1回目】
10分間のインターバルの後に2人目の予選が開始。#1 YART YAMAHAはMarvin FRITZ、#5 F.C.C. TSR HONDA FranceはMike DI MEGLIO、#12 YOSHIMURA SERT MOTULはEtienne MASSONが走行。
4分が経過し、トップタイムを記録したのは#333 HONDA VILTAÏS RACINGで1'35.809。翌周には'35.433までさらにタイムを更新する。
10分が経過する頃には#5 F.C.C. TSR HONDA Franceが1'35.686で2番手に上がる。残り8分となる頃、各セクターでベストタイムを記録して走行する#1 YART YAMAHAが1'34.734でトップに。しかしその後コースリミットを超えていた為、このタイムはキャンセルとなってしまう。
残り時間が5分を切った頃、トップは#333 HONDA VILTAÏS RACINGで1'35.330。2番手に1'35.680で#5 F.C.C. TSR HONDA France、3番手には#11 KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR (Ka,PI)が1'35.948となるが、チェッカーが振られる最終周に#1 YART YAMAHAは1'35.139を記録し、トップを奪い返したところで予選が終了。#12 YOSHIMURA SERT MOTULは6番手となる1'36.156でこのセッションを終えた。
【赤腕章ライダー予選1回目】
3人目のライダーが走行する予選は17:00 (日本時間0時)からコースインが開始。
#1 YART YAMAHAはKarel HANIKA、#5 F.C.C. TSR HONDA FranceはAlan TECHER、#12 YOSHIMURA SERT MOTU Dan LINFOOTが走行。
5分が経過した頃にまずは1'35.599を記録した#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMがトップ、1'36.095を出した#4 TATI TEAM BERINGER RACING (Ho,PI)が2番手。8分が経過した頃に#5 F.C.C. TSR HONDA Franceは1'35.937で2番手に浮上する。
残り3分となった頃に#37 BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAMが1'35.421とトップを維持したままタイムを更新するが、その直後に1'35.359を記録した#5 F.C.C. TSR HONDA Franceがトップを奪う。
チェッカーが振られる最終ラップにはタイムが伸び悩んでいた#1 YART YAMAHAが1'35.028と最後にトップタイムを記録。これでYARTは3人のライダーが各セッションでトップとなった。
FIM EWC Rd1 ルマン24時間 予選1回目 暫定予選結果は以下の通り(ブリヂストン手元集計)
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