FIM EWC Rd1 ルマン24時間は、トップのBS勢#1 YART YAMAHA(Ya,BS)が11時間10分頃には400周を迎え、変わらず1分37秒前後の安定した速いラップタイムで後続を寄せ付けずに走行を続けた。12時間時点では430周を超えた。
BS勢#12 YOSHIMURA SERT MOTUL(Su,BS)も1分36秒557を記録するなど、夜間とは思えない速さでトップ3を猛追。周回によっては、前を走る3番手#11 KAWASAKI WEBIKE TRICKSTAR(Ka,PI)よりも3秒近く速いラップタイムで、ほぼ同じ周回まで追い上げている。
もう一台のBS勢、#5 F.C.C TSR HONDA France(Ho,BS)も1分37秒前後で24番手から激しい追い上げを続けている。深夜になり、気温が冷え込み、それと共にラップタイムが少し遅くなるチームが多い中、3台のBS勢はどのチームも安定して1分37秒前後を記録。
現地は深夜2時から3時(日本時間午前9時から10時、時差－7)のこの時間帯、ピット内では暖かいコーヒーを飲んだり、寝袋で仮眠を取ったり、長い戦いに対応するためにそれぞれが工夫を凝らしている。
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