6月7日(土)現地時間12時30分(日本時間19時30分)にスタートされた決勝は、ウエットパッチが残るものの気温は暖かく、難しい状況で始まった。45分前に走ったアウトラップに比べ、路面はかなり乾き、ウォームアップラップからスタートへと、コンディションは刻一刻と変化していた。
伝統的なルマン式スタートで始まった決勝、ホールショットは#1 Yoshimura SERT Motul(Su, BS)、続いた#5 F.C.C. TSR Honda France(Ho, BS)が1周目でトップに躍り出た。2番手以降が混戦となる中、#5 TSRは一時トップを独走。スタートで出遅れて10番手以下までポジションを下げた#37 BMW MOTORRAD World Endurance Team(BMW, BS)と#7 YART-YAMAHA(Ya, BS)だったが、両チーム怒涛の追い上げで開始30分を迎え、#37 BMWが2番手、#7 YARTが3番手。
スタートから40分経過した頃、部分的に雨がぱらつきレインフラッグが振られた。このタイミングでトップ3はピットに入らず、45分を迎えた19周目、トップ3の#5 TSR、#37 BMW、#7 YARTは一斉にピットイン。給油、タイヤ交換、ライダーチェンジを行ないドライタイヤで再びコースイン。これにより、4番手だった#1 Yoshimuraが一時トップとなったが、20周目に#1 Yoshimuraもピットイン。
開始1時間を迎える直前、バックマーカーを交えたトリッキーなコーナーで、#7 YARTは#5 TSRを捉えトップに立ち、1時間経過で25周を迎えた。2番手#5 TSR、3番手#37 BMW、4番手#1 Yoshimura。序盤5番手まで順位を上げていた#11 Kawasaki Webike Trickstar(Ka, BS)は、1時間を経過して12番手。
ブリヂストン勢の1-2-3-4で1時間を経過。一時は、ほぼドライになった路面でスプリントのような様相となったものの、コースの一部ではカメラに水滴がつくような難しいコンディションが続いている。

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