全日本モトクロス選手権最終戦、IA1クラス決勝ヒートⅠが終了。
セッションは前レースの赤旗中断の影響で10分ほど遅れてスタート。
注目の1コーナーは本ヒートの結果次第ではシリーズチャンピオン獲得の可能性もある#400 山本 鯨 (Ho,BS)を含め複数台が並んで抜けていくと、2コーナーを通過してトップに立ったのは#166 星野 優位 (Ya,BS)。するとすぐさま山本が抜き返してトップでオープニングラップを終える。
続く2周目、今度は星野が再度山本を抜いてトップに立つと、3位につけていた#317 富田 俊樹 (Ya,DL)も山本を抜いて2位に。そして後方から好ペースで追い上げてきたのが#555 能塚 智寛 (Ho,DL)。オープニングラップこそ4位で通過したが、レース序盤からトップを追いかけると、6周目にトップに立った。
7周を消化した時点でレース時間1/3を過ぎ、トップ能塚、これに星野、富田、#10 小方 誠 (Ka,Bs)、山本というオーダー。レースが動いたのは12周目。小方が冨田を抜いて3位に上がると、翌13周にはなんと山本が転倒し順位を落としてしまう。
そしてレースは終盤、能塚と星野のトップ争いが展開されると、星野が17周目の3コーナーで能塚を攻略してトップに立ちそのままこのポジションをキープして優勝となった。そして転倒で順位を落とした山本も6位でフィニッシュし、決勝ヒートⅡを待たずして今シーズンのシリーズチャンピオンを獲得した。
以下、IA1クラス決勝ヒートⅠのTOP10の順位です。
P1:#166 星野 優位 bLU cRU レーシングチーム鷹 (Ya,BS)
P2:#110 渡辺 祐介 YAMAHA FACTORY RACING TEAM (Ya,DL)
P3:#10 小方 誠 Team Kawasaki R&D (Ka,Bs)
P4:#155 大塚 豪太 T.E.SPORT (Ho,BS)
P5:#317 富田 俊樹 YAMAHA FACTORY RACING TEAM (Ya,DL)
P6:#400 山本 鯨 Honda Dream Racing Bells (Ho,BS)
P7:#555 能塚 智寛 Honda Dream Racing HAMMER (Ho,DL)
P8:#44 小島 庸平 Bells Racing (Ho,BS)
P9:#12小林 秀真 SRM マウンテンライダーズ (Su,DL)
P10:#8 星野 裕 TEAM HAMMER (Ho,DL)