2021年全日本モトクロス選手権 Rd.7 SUGO MFJ-GPが 明日10/23(土)に開幕!

全日本モトクロス選手権は残り2戦となりました。当初の開催スケジュールでは最終戦となっていたMFJ-GP SUGO大会でしたが、新型コロナ感染拡大の影響で第2戦 広島大会が11/27-28に開催延期となりましたので、こちらが実質最終戦となります。
前戦のHSR九州大会から2週間と短いインターバルで開催される今大会、暑かったHSRから気温が大きく下がったSUGOで、寒さを吹き飛ばす迫力あるレース展開が予想されます。
また各クラスでのチャンピオン争いも気になるところ。IA1クラス・IA2クラスはランキング上位のポイント差は僅か。今大会ではタイトルを争うライダー達にとっては正念場となります。

【IA1クラス】
前戦のHSR九州大会で1ー1位と総合優勝のブリヂストンライダー#1 山本鯨選手は現在ランキング2位でトップの#3 渡辺祐介選手との差は僅か2ポイント。またランキング3位の#2 富田俊樹選手はトップから7ポイントと上位3人は大接戦となっています。
IA1ランキング.jpg前回の第4戦SUGO大会では15分+1周の3ヒート制で行われ、渡辺選手は1ー1-3位と好調だっただけに、タイトルを争う山本選手とは接戦が予想されますが、今大会は30分+1周の2ヒート制で長いレース。2ヒート制で行われた第2戦オフロードビレッジと前戦のHSR九州では山本選手が全勝しているだけに長時間レースでは読めない展開になりそうです。


山本.jpg

【IA2クラス】
今シーズンは2人のブリヂストンライダーが第1戦 HSR九州大会から大活躍。#2 大城魁之輔選手がヒート1で開幕ウィナーと幸先良いスタートを切りましたが、ヒート2では今年からブリヂストンタイヤを使用する#4 内田篤基が優勝。この後、内田選手は第4戦 SUGO大会まで全てのレースで優勝と他を圧倒するレースを展開。
第4戦終了時点でランキングトップの内田選手が145ポイントに対し、2位 大城選手が97ポイントと大きく差がついていました。IA2ランキング.jpg後半戦に入り、3ヒート制で開催された前戦HSR九州大会。チャンピオンを狙う内田選手はヒート1で転倒、この際に負傷してしまった事でその後のレースは欠場。大城選手は9ー2ー2位の結果で47ポイントを獲得し、一気に1ポイント差まで詰まりました。
怪我の状況が気になる内田選手とポイント差を詰めた大城選手。ブリヂストンライダー同士のタイトル争いは更に熱くなってきました。IA2.jpg

【LMX(レディース)クラス】
このクラスでは昨シーズン全勝でチャンピオンを獲得、今シーズンも第4戦SUGOまで連勝を更新。前戦HSR九州大会では序盤の転倒が響き4位となったが、HSR九州前の時点で年を跨いで8連勝と圧倒的な強さを見せるブリヂストンライダー#1 川井麻央選手がランキングでもトップ。2年連続チャンピオン獲得に大手が掛かっています。LMXランキング.jpg今大会では通常のポイントより3ポイントが加算されるシステムとなっており、川井選手がランキング2位の#2 本田七海選手の前でゴールし、25ポイント以上の差を付けると2021年シーズンのチャンピオン確定の可能性があります。
現在のポイント差は21ポイント。今シーズンは表彰台の常連となった川井選手のチームメイト#4 小野彩葉選手、前戦HSR大会で優勝した#3 久保まな選手など、トップ争いに絡むライダー達とのバトルは目が離せません!LMX.jpg

10/23(土) - 24(日)のタイムスケジュールは以下になります。SUGOタイスケ.jpg


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全日本モトクロス選手権 第7戦 SUGO MFJ-GPに参戦するブリヂストンライダーの応援を宜しくお願います!