全日本モトクロス選手権 第4戦 近畿大会、IA2クラスのヒートⅠ。練習走行の進行がやや遅れ、10時9分にスタート
スタートポジションは#16ウィルソン(Ya,DL)がイン側を選択。注目のスタートからホールショットを取ったのはウィルソン、しかしその後団子状態となり#21浅井(Ya,DL)、#28米田(Ya,DL)が前に出る。浅井、米田、ウィルソン、#36横澤(Ho,BS)が集団として抜け出し良いポジションに。1周目後半にウィルソンがサイドバイサイドから前に出てBSジャンプを一気に飛ぶラインでウィルソン、浅井、横澤、米田、阿久根の順でオープニングラップを周回。
浅井がウイルソンを追いかけ、一旦は浅井のペースがウイルソンを上回り差が2秒ほどに詰まるが、ウィルソンも負けじとすぐにファステストラップを更新し差が徐々に広がる。一方3位の横澤は前を走る浅井と距離は空くが後続とは着実に差を付け単独走行となりポジションをキープ。周目以降は4位以下の入れ替わりが激しく、浅井、横澤に次いで4位の阿久根のポジションを#4鳥谷部(Ya,BS)、#5中島 (Ya,DL)、#20神田(Ka,DL)が狙い順位を上げてくる。
半分の15分経過時点で、トップ勢集はバックマーカーの処理に入るがウィルソンはペースが落ちない。一方の浅井はバックマーカーに遮られる形でペースをやや落とす。前半好調だった阿久根がデンソージャンプ付近で転倒し12位に後退。終盤の14週目に中島が鳥谷部を交わし4位に浮上、しかし残り3周で鳥谷部も離されずについて行き差は0.3秒。鳥谷部は諦めずに中島の隙を狙うが残り時間が少なくなっていく。最終ラップもそれぞれのポジションをキープしたままチェッカー。トップはウィルソン、2位が浅井、3位に横澤が表彰台に上がった。
IA2クラス決勝ヒートⅠ 暫定結果は以下の通り