【決勝結果速報】2022年全日本モトクロス選手権 Rd.4名阪 近畿大会 IA1クラス 決勝ヒートⅡ

全日本モトクロス選手権 第4戦 近畿大会、最後のレースはIA1クラスのヒートⅡ。ヒートⅠで圧倒的な走りを見せた下田がヒートⅡでも逃げ切るのか?注目が集まる中、スタートは#2富田 (Ya,BS)、#12池本(KTM,DL)、#7大塚 (Ho,BS)が集団から抜け出し前に出る。一方、会場中が注目する#30下田(Ka,DL)が3コーナーでまさかのコースアウトにより最後尾から追い上げる波乱の展開。


オープニングラップは富田、#5小方 (Ho,DL)、#6小島 (Ho,BS)、#3能塚 (Ka,DL)、大塚。スタートが好調だった池本はフィニッシュライン付近でコースアウトし惜しくも後退、#8星野 (Ya,BS)がコースアウトで後退するも再スタート。
2周目に下田は8位まで浮上、ここからトップライダー達との一騎打ちとなる。6位は大塚に先ず追い付きパスすると、5位の#10安原(Ka,DL)、4位の#23大倉(Ho,BS)をインから刺すと、3位の小島をコーナーのアウトからオーバーテイク。そしてファクトリー対決となる2位能塚とは接戦が期待されたが下田が上手くラインを変えてインから躊躇なくパス。そして2位の小方に迫る。小方が上手くコースをブロックするかと思われたがインを付いて立ち上がりの速さの違いで前に出る。


下田は1分38秒台で走っており、日本のトップライダー達よりも4~5秒早い異次元のペースでついに富田に追いつき一騎打ちに。富田もコースをけん制しブロックを試みるが、下田が速度を維持したままラインを変えてアプローチし6周目にトップに立つ。富田も1分41~42秒と好タイムで周回するが、下田との差は2~3秒ずつ開いていく。

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周回を重ねるが下田と富田の差は開いていく。富田も後続との差を開けて単独走行に。3位には能塚が上がってきて富田を追うが、その差は12秒ほどあり差が詰まらない。最終ラップ、下田がトップでチェッカーを受け、会場から温かい拍手が送られた。2位は富田、3位に能塚が入った。

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IA2クラス決勝ヒートⅡ 暫定結果は以下の通り