【決勝結果速報】2022年全日本モトクロス選手権 Rd.5 HSR九州大会 IA1クラス 決勝ヒートⅢ
IMG_1928.JPG

全日本モトクロス選手権 第5戦 HSR九州大会、最後のレースとなるIA1ヒートⅢの結果速報。心配された雨は降らず、ヒートⅢも曇り空の下で開催。IA2の走行で轍が出来ておりヒートⅡとはコース取りも変わってきそうな最終レース。スタートのポジションは最もインを選択するのはヒートⅠ~Ⅱから変わらず#2富田 (Ya,BS)、その横にチームメイトの#4渡辺 (Ya,BS)がポジションを取る。
スタートで前に出ることが重要なスプリントレースで、今回ホールショットを取ったのは渡辺。次いで富田と#23大倉(Ho,BS)、#25内田(Ka,BS)、#3能塚 (Ka,DL)、#22大城(Ho,BS)が続く。1コーナーで#8星野 (Ya,BS)が転倒し最後尾へ後退。
渡辺と富田のヤマハ勢がトップ争いを繰り広げる中、2周目で早くも富田が渡辺に仕掛けトップに立つ。そこから富田は0.5秒ずつペースで勝り、じわじわと差を広げ盤石の体制かに思われたが、6周目から渡辺が富田との差を詰め始め二人の差は1.4秒まで追い上げる。

IMG_2018.JPG

ファイナルラップも渡辺はペースが富田を勝っているようだが、残り1周で時間が足りないか。3位の能塚が渡辺に迫り11コーナーで渡辺と接触ギリギリの状況となるが渡辺がコースを死守し2位を守る。渡辺が逃げ能塚が追うが、そのあと能塚が単独での転倒。その間に内田が能塚をパスして3位に浮上。波乱の最終ラップは富田がトップでフィニッシュ、2位は渡辺、3位が内田、4位に転倒から復帰した能塚、5位に大城がランクイン。富田は3連勝でトリプルクラウン達成、今大会を完全制覇しポイントランキングでもトップを独走する結果となった。

tomita1 IMG_2035.jpg

IA1クラス決勝ヒートⅢ 暫定結果は以下の通り