全日本モトクロス選手権 第6戦 関東オフロードヴィレッジ大会。ヒートⅠの結果ではタイトル獲得が決まらなかったランキングトップの#2 富田 俊樹 (Ya,BS)。ランク2位の#3 能塚智寛 (Ka,DL)がヒートⅠで富田の前となる2位でゴールした為、ポイント差が77ポイントから73ポイントに詰まった。しかし#2 富田はヒートⅡで#3 能塚に9ポイント以上の差を詰められなければチャンピオン獲得となり、目が離せないレースとなる。
注目のスタートからトップで1コーナーに入ったのは#5 小方 誠 (Ho,DL)だったが、立ち上がりでなんと転倒!その後ろから複数台が絡んでしまい、その中にタイトルを争う#3 能塚 智寛 (Ka,DL)が巻き込まれてしまう。
1周目にトップを走行しているのはBS勢の#4 渡辺 祐介 (Ya,BS)。2位に#22 大城 魁之輔 (Ho,BS)、3位に#25 内田 篤基 (Ka,BS)が走行、#2 富田は5番手を走行している。
BS勢が上位を占める中、4周目に#25 内田が転倒、すぐに復帰するが、その間に#2 富田が3位にあがり、翌周には2位を走行していた#22 大城も転倒。大きく順位を落としてしまい、#2 富田は2位となる。
レース中盤となる9周目に3位を走行していた#25 内田 が再び転倒。今度は順位を大きく落としてしまう。トップは#4 渡辺 、2位は#2 富田とYAMAHA FACTORY RACING TEAMの1ー2。3位には#7 大塚 豪太 (Ho,BS)が順位を上げている。
レース後半に入り残り5分となる15周終了時点、トップを快走する#4 渡辺と2位の#2 富田は7秒以上の差。さらに23秒ほど遅れて#7 大塚が単独走行。4位には転倒て大きく順位を落とした#22 大城が#7 大塚の6秒後方まで迫ってきている。
30分x1周のレースを1周目からトップを譲らず、#4 渡辺が今シーズン初優勝を達成!2位に#2 富田、3位にはチームの地元となる#7 大塚が入った。
この結果、#2 富田は2022年IA1クラスチャンピオンを獲得した。
IA1クラス決勝ヒートⅠ 暫定結果は以下の通り