今大会最後のレースとして実施されたIA1決勝ヒート2は、寒空でのレース。わずかな水滴を顔に感じる瞬間はあったものの、前日まで心配された降雨は基本的に最後までなく、粘土質の路面は散水による水分だけを含んだベストなコンディションが維持されたが、この日最後のレースとあって、かなり荒れた状況だった。
#4 大城魁之輔 (Ho,BS)がホールショットを奪い、これに#9 星野優位 (Ya,BS)と#12 道脇右京 (Ho,BS)が続いてレースがスタート。1周目、#6 大倉由揮 (Ho,BS)が#12 道脇をパスして3番手に順位を上げた。2周目には、#4 大城と#9 星野が僅差のトップ争い。3番手には、スタート直後は10～11番手と出遅れていた#27 Jay WILSON (Ya,DL)が浮上し、#6 大倉は4番手に後退した。さらに#27 WILSONは、3周目に#9 星野、4周目に#4 大城を抜いてトップに浮上。翌周には、#27 WILSONがリードを約4秒に拡大した。
この段階で2番手以下は、#4 大城と#9 星野と#6 大倉と#3 渡辺祐介 (Ya,BS)が約2秒間隔で続き、さらに#3 渡辺を#2 能塚智寛 (Ka,DL)と#1 富田俊樹 (Ya,BS)が追う状態。ここから#4 大城は単独走行となり、7周目には#3 渡辺が7番手まで後退したことで、3番手の#9 星野から#3 渡辺までの5台が大接戦となった。9周目、#2 能塚が#9 星野を抜いて3番手。10周目には#1 富田、翌周には#3 渡辺が#6 大倉を抜いた。そして終盤は、#1 富田と#3 渡辺を再逆転した#6 大倉と#3 渡辺の3台が4番手争いを展開。レースは14周でチェッカーとなり、#27 WILSONが優勝、#4 大城が2位、#2 能塚が3位、#1 富田が4位、#3 渡辺が5位、#6 大倉が6位となった。
IA1クラス 決勝 ヒートⅡ 暫定結果は以下の通り
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