今大会最終レースとなった、30分＋1周のIA1クラス決勝ヒート2。心配された降雨はなく、むしろ日が差すほどまで回復し、路面はドライコンディションが維持された。
レースは#4 内田篤基 (Ka,BS) がホールショットを奪い、これをすぐに、#33 VICTOR ALONSO (Ga,DL) がパスしてスタートした。1周目は#33 ALONSOがトップで、これに#4 内田や#41 横山遥希 (Ho,DL) や#1 JAY WILSON (Ya,DL) らが続いた。2周目には、#1 WILSONが#41 横山と#4 内田を抜いて2番手に浮上。3周目以降、#33 ALONSOと#1 WILSONが、3番手以下を数秒離しながらトップ争いを展開し、#4 内田と#41 横山も僅差の3番手争いを繰り広げた。さらに、ここから3秒ほど遅れて、#7 能塚智寛 (Ka,DL) を抜いて#2 大倉由揮 (Ho,BS) が5番手に順位を上げた。
4周目、#41 横山は#4 内田をパスして3番手。#4 内田は6周目にミスして後退し、これで4番手に#2 大倉が浮上した。トップ2台が接近戦を続ける一方で、3番手の#41 横山、4番手の#2 大倉、5番手の#7 能塚は、それぞれ前から5秒ほど離れた状態。レース中盤、#2 大倉以下は、徐々に遅れていった。12周目、トップを守っていた#33 ALONSOが転倒し、#1 WILSONがトップ、#41 横山が2番手、#33 ALONSOが3番手に。するとここから#41 横山が前との距離を詰め、16周目に逆転した。そしてレースは#41 横山が優勝し、#1 WILSONが2位、#33 ALONSOが3位、#2 大倉が4位、#7 能塚が5位となった。
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