• 開催場所:HSR九州
  • 開催日:2019年10月12日(土) 〜 2019年10月13日(日)
【全日本モトクロス選手権 IA1クラス 第7戦】 山本 鯨が第2ヒート逆転で今季6勝目を飾る! シーズン4回目の総合Vでポイントランキングトップに再浮上!!

MFJ全日本モトクロス選手権シリーズ第7戦九州大会は、熊本県菊池郡大津町のHSR九州オフロードコースで開催された。
今シーズン開幕戦に続き2度目の全日本開催となるHSR九州は、ホンダ技研熊本製作所内にあるオンとオフ両方のコースを持つサーキット。開発テストを行う施設であると同時に、九州のモーターサイクルスポーツ施設として重要な役割を担う。
路面は火山灰からなる黒土がメインで、そこに砂を投入するなどして変化を与えてきた。コースレイアウトは4月の第1戦と基本的に同じだが、秋の大会に備えジャンプの角度を調整、硬く締まってラインが1本になるコーナーには新たに砂を入れるなどのメインテナンスが施された。
台風19号が東日本に大きな爪痕を残したこの週末、天候は土曜日が曇り、日曜日は快晴となったが時折強い風が吹き、また日差しも強かったことから散水作業が追い付かず、午後のレースでは砂ぼこりが舞うシーンもあった。月曜日がスポーツの日で3連休、タイトル争いも大詰めでファンの関心も多く、土日合わせて6934人の観客が訪れダイナミックなコースでのハイスピードのバトルを楽しんだ。

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■IA1 ヒート1
ポイントランキングトップの成田 亮(ホンダ-ブリヂストン)が日本代表メーバーとして出場したモトクロス・オブ・ネイションズでの負傷で調子を崩す中、ランキング2番手山本 鯨(ホンダ-ブリヂストン)は確実にスタートを決めてオープニングラップは3番手でクリア。
先行した古賀太基(カワサキ-DL)、富田俊樹(ホンダ-DL)をぴたりとマークしていた山本は、6周目に富田をパスすると一気にトップ古賀との差を詰め、10周目に古賀をパス。
互いに出方を伺うような両者のバトルは、今回1戦のみスポット参戦の古賀に対し、タイトル争いを優先させた山本がラスト2周で古賀の先行を許し2位でフィニッシュ。成田が14位に終わったため、この時点で山本がランキングトップに浮上した。
ブリヂストン勢では小島庸平(ホンダ)が1周目8番手から二つ順位を上げて6位。前半6番手を走行していた星野優位(ヤマハ)は後半やや順位を下げるもラスト再び盛り返して7位。大塚豪太(ホンダ)は12位でチェッカーを受けた。

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■IA1 ヒート2
得意のスタートダッシュ決めてオープニングラップを制したのは山本。古賀、富田がこれに続き、2周目には古賀が山本の前に出て、トップ争いは古賀、山本、富田のオーダーとなる。
このトップ争いから富田が徐々に遅れる一方で、山本はトップの古賀にプレッシャーを与え続け、満を持して勝負に出た10周目、山本が最終コーナーで古賀のインを突いてトップに浮上する。
しかし古賀もしぶとく食い下がり、レース終盤の14周目に再び古賀が先行。これに対してランキングトップの意地を見せた山本は、すぐに抜き返すとラスト2周一気にペースを上げて古賀を突き放してトップでチェッカー。
今季6勝目、4回目の大会総合をマークした山本がランキングトップで最終戦に臨むことになった。
ブリヂストン勢では星野が10位、大塚が11位、小島が12位で、苦戦を強いられた成田はこのヒートも14位でフィニッシュした。

◆山本 鯨 - Honda Team HRC
「今回のHSRは思ったよりも路面が硬くて、ホコリも出たし散水もあって難しいコンディションではあったんですが、ソフトタイヤのパフォーマンスが良くて、最後のコーナーバトルでもイメージした通りに競り勝つことができました。ヒート1はタイトル争いを優先しなければならなかったし、でも、最後までタレることなくしっかりグリップしてくれることは分かっていたので、ヒート2は思い通りの勝負ができました。残り2ヒート、タイヤへの信頼感は万全なので、しっかりと攻めきってタイトルを取りに行きます。」

◆若林朋之 - 株式会社ブリヂストンMCタイヤ開発部
「第7戦は開幕戦と同じ、熊本県のHSR九州での開催となりましたが、コースの変更もあり、違った攻略が必要となりました。
総合優勝を飾ったHRC山本選手は、練習走行からいち早くその変化に対応した走りを見せ、前後共にソフトタイヤを選択。柔らかい路面でのアドバンテージを活かし、猛追する他者をおさえて最高の結果を勝ち取りました。あらゆる路面環境において、ライダーの足元をサポートできたと考えています。
次は2週間後、スポーツランドSUGOで最終戦が開催されます。BATTLECROSSの優位性を武器に、シリーズチャンピオン獲得に向けてしっかりとタイヤを供給していきます。」

レース結果

コース:HSR九州

[ヒート1]

決勝

  • 開催日:2019/10/13
  • 決勝出走:22
  • 完走:19
  • (1.9km x 16laps = 30.4km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 922 古賀 太基 DL ADA with Socal MXTF KX450F カワサキ 16 3 02:05.087 33:48.895
2 400 山本 鯨 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 16 7 02:05.014 34:01.992
3 4 小方 誠 DL Kawasaki Team GREEN KX450SR カワサキ 16 3 02:06.147 34:06.752
4 718 富田 俊樹 DL Team HRC CRF450RW ホンダ 16 2 02:05.272 34:13.824
5 8 岡野 聖 DL TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING YZ450F ヤマハ 16 4 02:06.669 34:31.707
6 44 小島 庸平 BS Bridgestone Bells Racing/SoCalMXTF CRF450R ホンダ 16 5 02:08.002 34:35.523
7 166 星野 優位 BS Bridgestone bLU cRU レーシングチーム 鷹 YZ450F ヤマハ 16 4 02:08.870 34:37.043
8 6 星野 裕 DL TEAM HAMMER CRF450R ホンダ 16 5 02:08.340 34:40.102
9 41 北原 岳哲 DL グリーンクラブ&パーク神戸RT KX450F カワサキ 16 7 02:08.912 34:46.876
10 46 小林 秀真 DL SRM マウンテンライダーズ RM-Z450 スズキ 16 3 02:09.054 34:51.444
11 45 安原 志 DL グリーンクラブ八尾カワサキANNEX KX450F カワサキ 16 7 02:08.826 34:56.214
12 155 大塚 豪太 BS Bridgestone T.E.SPORT CRF450R ホンダ 16 8 02:08.582 35:10.202
13 51 深谷 広一 DL SRF Team SBE RM-Z450 スズキ 16 7 02:08.708 35:24.084
14 114 成田 亮 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 16 4 02:10.938 35:54.499
15 17 小野 千成 BS Bridgestone T.E.SPORT KYB CRF450R ホンダ 15 1 6 02:11.527 33:50.895
16 24 道脇 白龍 BS Bridgestone TEAM KOHSAKA CRF450R ホンダ 15 1 3 02:13.980 34:06.183
17 19 宗本 駿真 DL SP忠男広島 YZ450F ヤマハ 15 1 4 02:15.129 34:08.923
18 28 中村 泰介 DL RT MIKURA with ALL-ONE YZ450F ヤマハ 14 2 3 02:18.350 33:57.845
19 26 白石 翔也 BS Bridgestone YS’ レーシング YZ450F ヤマハ 13 3 3 02:13.988 35:10.849

レース結果

コース:HSR九州

[ヒート2]

決勝

  • 開催日:2019/10/13
  • 決勝出走:21
  • 完走:20
  • (1.9km x 16laps = 30.4km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 400 山本 鯨 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 16 16 02:05.457 33:57.838
2 922 古賀 太基 DL ADA with Socal MXTF KX450F カワサキ 16 16 02:05.432 33:58.172
3 718 富田 俊樹 DL Team HRC CRF450RW ホンダ 16 9 02:06.796 34:12.215
4 51 深谷 広一 DL SRF Team SBE RM-Z450 スズキ 16 3 02:07.943 34:23.899
5 8 岡野 聖 DL TEAM YAMALUBE YAMAHA RACING YZ450F ヤマハ 16 14 02:07.329 34:27.397
6 41 北原 岳哲 DL グリーンクラブ&パーク神戸RT KX450F カワサキ 16 7 02:08.211 34:29.564
7 6 星野 裕 DL TEAM HAMMER CRF450R ホンダ 16 6 02:07.968 34:30.997
8 45 安原 志 DL グリーンクラブ八尾カワサキANNEX KX450F カワサキ 16 6 02:09.059 34:47.678
9 4 小方 誠 DL Kawasaki Team GREEN KX450SR カワサキ 16 9 02:09.121 34:57.894
10 166 星野 優位 BS Bridgestone bLU cRU レーシングチーム 鷹 YZ450F ヤマハ 16 12 02:10.424 35:03.064
11 155 大塚 豪太 BS Bridgestone T.E.SPORT CRF450R ホンダ 16 11 02:10.538 35:05.285
12 44 小島 庸平 BS Bridgestone Bells Racing/SoCalMXTF CRF450R ホンダ 16 5 02:10.289 35:48.336
13 114 成田 亮 BS Bridgestone Team HRC CRF450RW ホンダ 16 12 02:12.449 35:51.436
14 23 長門 健一 DL Team Sakurai with Waki Racing CRF450R ホンダ 16 4 02:12.878 35:53.638
15 46 小林 秀真 DL SRM マウンテンライダーズ RM-Z450 スズキ 16 7 02:08.667 35:56.881
16 17 小野 千成 BS Bridgestone T.E.SPORT KYB CRF450R ホンダ 15 1 4 02:13.387 34:07.005
17 19 宗本 駿真 DL SP忠男広島 YZ450F ヤマハ 15 1 5 02:16.530 34:33.241
18 24 道脇 白龍 BS Bridgestone TEAM KOHSAKA CRF450R ホンダ 15 1 3 02:15.693 34:45.230
19 25 川口 尚希 BS Bridgestone SRF関東オートスポーツ清水 RM-Z450 スズキ 15 1 10 02:16.808 34:46.062
20 28 中村 泰介 DL RT MIKURA with ALL-ONE YZ450F ヤマハ 14 2 2 02:22.120 34:34.133