予選日2クラス目は、メインのJSB1000です。今年からJSB1000は、2レース制が多く採用され、今大会も土曜日の午後にレース1、日曜日の午後にレース2が行われます。
予選は10:30から45分の計時予選となり、トップタイムの順位でレース1のグリッドが、セカンド順位でレース2のグリッドが決定します。
JSB1000の予選開始時にも雨は降り続け、気温13℃路面温度15℃というコンディションでスタートしました。
今回JSB1000は38名のエントリーがあり、ブリヂストンユーザーは23名(61%)という状況です。
雨の量が多い状況では、ほとんどテストの機会がなかったので、序盤から中盤までは、各ライダーマシンのセッティングに集中し、
終盤に向けてのアタックに備えていた。
中盤でトップに立ったのは、#1Team HRCの高橋巧選手(BS)、その後残り18分の段階で、#21中須賀選手(BS)が唯一2分を切るタイムでトップに立つと、
そのタイムを毎周更新し、1分59秒0までタイムを伸ばし、2位に1秒の差を築いた。
中須賀選手は、残り10分の段階でピットインし、状況を確認するが雨はかなり弱まり、各ライダーがタイムを更新していく。
残り5分辺りでプライベーターの#46星野選手(Pi)が、1分59秒を切りトップに浮上!
この時に中須賀選手もコースインし、最後のアタックに賭ける。その間にトップは#12津田選手(BS)が立ったが、
中須賀選手はチェッカーを受けた最終ラップに、トップタイムを0.9秒も更新するタイムを叩き出し、レース1のポールポジション獲得!
2位に#12津田選手、3位#46星野選手、4位#72高橋裕紀選手(Pi)、5位#5野左根選手(BS)、6位#1高橋巧選手となった。
セカンドタイムの順位は、1位#21中須賀選手、2位#5野左根選手、3位#12津田選手、4位#1高橋巧選手、5位#72高橋裕紀選手、6位#46星野選手となり、
明日のレース2のグリッドとなった。