全日本ロード第9戦 鈴鹿 MFJ-GP J-GP3 決勝

全日本ロードレース最終戦 MFJ-GP最初のレースはJ-GP3。
天候は回復せず雨が降る中、12周の予定だったレースが2周短縮され、10周となったレースがウェットコンディションで29台がスタート。
1コーナーホールショットを奪ったのはポールポジションからスタートした#13長谷川(Ho,BS)。しかし2コーナーで#93菅原(Ho,BS)がトップに立つ。#93菅原は1周目から速いペースで走行し、後続を1秒以上引き離してオープニングラップを通過、2番手には#29鈴木(Ho,DL)が上がる。
3種目を終えた時にはトップ#93菅原の後ろに#71小室(Ho,DL)が0.7秒差まで詰め、その後ろにはBS勢#13長谷川、#090藤井(Ho,BS)が続く。しかし5周目のデグナーカーブで#93菅原が痛恨の転倒!これで#71小室がトップに立ち、その後ろに#13長谷川がつけ、トップを狙う。
6周目には#71小室、#13長谷川の2台が少し抜け始め、1秒強離れて#090藤井が走行。ランキングを争う#4中島(Ho,DL)は5番手、#61岡谷(Ho,PI)は8番手を走行。
レースは後半に入り、#71小室と#13長谷川のトップ争いが動き始め、最終ラップに#13長谷川はトップに立つチャンスを伺いながら走行。しかしなかなか前に出る事が出来ず、最後の勝負所であるシケインで先に進入したのは#71小室。そのアウトから#13長谷川が進入し切り返しで並ぶが2台が接触し、並んでコースアウト!
先にコースに戻ったのは#71小室。2台の後ろ、少し離れて3位を走行していた#090藤井が後からコースに戻った#13長谷川をパスし、ゴールラインまでに#71小室に迫るが僅かに届かず2位でゴール。3位に#13長谷川がゴールした。
注目のタイトル争いはランキングトップの#4中島が6位、ランキング2位の#61岡谷が8位となった為、#4中島が2018年J-GP3クラスのチャンピオンとなった。

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J-GP3上位の順位は以下の通り
P1:#71 小室 (Ho,DL)
P2:#090 藤井 (Ho,BS)
P3:#13 長谷川 (Ho,BS)
P4:#36 福島 (Ho,BS)
P5:#29 鈴木 (Ho,DL)
P6:#4 中島 (Ho,DL)
P7:#55 有田 (Ho,DL)
P8:#61 岡谷 (Ho,PI)
P9:#41 宇井 (IODA,DL)
P10:#12 山本 (Ho,DL)