小雨が降る中、10周で行われるJSB1000クラス レース1。
11:05にスタートし、1コーナーでホールショットを奪ったのは#26渡辺一樹(Su,BS)。しかし2コーナーまでにポイントランキング2位の#1高橋巧(Ho,BS)がトップに立つ。ランキングトップのポールシッター#21中須賀(Ya,BS)はスタートで少し出遅れる。
#1高橋巧は1周目からウェット路面の中をハイスピードで走行し、後続を引き離していく。
1周を過ぎてトップは#1高橋巧、2番手に#5野佐根(Ya,BS)、3番手に#21中須賀が順位を上げてきた。
2周目に#21中須賀は前を走る#5野佐根をパスし2位に浮上し、トップを走る#1高橋巧を追う。4番手には#26渡辺一樹、5番手に#72高橋裕紀(Ho,PI)。
トップを走る#1高橋巧はハイペースで周回し、大きく後続を引き離して走行。5周を終えた時点で2位を走る#21中須賀とは約6秒の差をつける。3位#5野佐根は#21中須賀から約3秒後方、4位#26渡辺との差も大きく、上位勢は単独走行。その他のBS勢は#11渡辺一馬(Ka,BS)が6位、#634水野(Ho,BS)が8位、#12津田(Su,BS)が9位を走行。
上位勢は単独走行だったが、残り2周となった9周目、#26渡辺一樹が前を走る#5野佐根に接近。トップより早いペースで走行する#26渡辺一樹は最終ラップに入る時には0.6秒差まで詰まってきた。
トップ#1高橋巧はそのまま走り続け、独走でチェッカーを受け今シーズン初優勝、その後ろで#21中須賀が2位でゴール。
この結果2018年シーズンのシリーズチャンピオンはレース2を待たずに#21中須賀が獲得した。
激しく争っていた3位には#5野佐根が守り切り、4位#26渡辺一樹は僅かに届かず4位となり、上位1-4位をBS勢が占めた。
JSB1000レース1の結果は以下の通り
P1:#1 高橋巧 (Ho,BS)
P2:#21 中須賀 (Ya,BS)
P3:#5 野佐根 (Ya,BS)
P4:#26 渡辺一樹 (Su,BS)
P5:#72 高橋裕紀 (Ho,PI)
P6:#11 渡辺一馬 (Ka,BS)
P7:#71 加賀山 (Su,DL)
P8:#634 水野 (Ho,BS)
P9:#12 津田 (Su,BS)
P10:#23 清成 (Ho,PI)