全日本ロード第1戦もてぎ JSB1000 決勝レース1
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開幕戦 もてぎ大会最初のレースは2レース制となっているJSB1000クラスレース1。
気温は20℃、路面温度37℃のコンディションの中、13:40に23周のレースがスタート。
ブリヂストン勢上位ライダーのタイヤ選択は、中須賀、野左根選手がフロントミディアム、リアミディアムソフト、高橋巧、渡辺一樹選手が前後ミディアムハード、加賀山、岩戸選手がフロントミディアム、リアミディアムハード、水野選手が前後ミディアムという選択でした。
ホールショットは昨年のチャンピオン#1 中須賀(Ya,BS)。2番手には予選4番手からスタートした#26 渡辺一樹(Su,BS)で3番手に#13 高橋(Ho,BS)と続く。
1周目から#1 中須賀は後続を少し引き離し、2周目に入る時には約1秒の差に。続く#26 渡辺一樹、#13 高橋は接近している。
3周目の5コーナーで#13 高橋は#26 渡辺一樹を抜き2番手に浮上。その後#13 高橋は前を走る#1 中須賀の差を詰め始め、4周目に約0.9秒、5周目には約0.3秒差にまで接近。
3番手を走行している#26 渡辺一樹は徐々にトップから離され、6周目には後ろに迫っていた#4 野左根(Ya,BS)に抜かれ3-4位の順位が入れ替わる。

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#1 中須賀と#13 高橋のトップ争いが動いたのは9周目。高速コーナーの130RからS字コーナーに掛けて#13 高橋が#1 中須賀の前に出てトップが入れ替わる展開に。
しかし10周目、2コーナーで再び#1 中須賀がトップを奪い返し、激しいトップ争いに!後続では3番手#4 野左根が#26 渡辺一樹を引き離し単独で走行。
トップ2台は接近戦のまま周回を重ね、17周目には#1 中須賀がこの時点でのファステストラップ1'47.860を記録、しかし直後を走る#13 高橋がそのタイムを上回る1'47.849を出し、#1 中須賀を抜き返すタイミングを待つ展開。
3-4番手は変わらず#4 野左根、#26 渡辺一樹。その後ろには#634 水野(Ho,BS)、#23 渡辺一馬(Ka,BS)が続いている。



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トップ2台の差は若干離れる場面もあったが、レース後半まで目の離せない展開のまま最終ラップに突入する。
#13 高橋はトップを奪い返す為にプッシュするが#1 中須賀も引き離そうとペースをUP!
最終ラップに再び47秒台にタイムを上げて#13 高橋とのギャップを少し広げ、トップを守ったままチェッカー。
#13 高橋僅かに届かず約0.8秒差の2位でゴール、単独で走行していた#4 野左根が3位に入った。
後続の順位は4位#26 渡辺一樹、5位#23 渡辺一馬、6位#634 水野、7位#090 秋吉(Ho,BS)、8位#12 加賀山(Su,BS)、9位#15 Z.ザイディ(Ho,BS)、10位#64 岩戸(Ka,BS)となりトップ11位までがBS勢が占める結果となった。

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