午前中の予選の後、14:45にレース1がスタートしました。
午後も好転が続き、気温21℃、路面温度40℃とかなり温度は上がりました。
JSB1000の予選の後、スーパーフォーミュラの練習走行が1時間行われ、その後その後にF3のレースが行われたので、路面状況がどのようになっているかが分からない所です。ライダーはグリッドへ着くサイティングラップ1~2周と、ウォームアップラップ1周で路面状況を判断する必要があります。
また今回レース1が14周、明日のレース2が18周と周回数が微妙に違うのも、タイヤ選択、戦略に影響するかもしれません。
レース1でのブリヂストン勢上位ライダー(予選9位まで)の使用タイヤは、フロントは#13高橋巧がミディアムハード以外は全員ミディアム、リアは#23渡辺一馬がミディアムソフト、#090秋吉がミディアム、それ以外はミディアムハードという選択となりました。
スタートでホールショットを奪ったのは、ポールポジションからスタートした#13高橋巧。
1周目は#1中須賀-#13高橋巧-#26渡辺一樹-#23渡辺一馬-#4野左根ー#634水野ー#090秋吉-#12加賀山ーの順で通過。
2周目のS字で#13高橋巧がトップに浮上。#1中須賀が背後に付くが、何と3周目のデグナーで転倒!
3周終了時にはトップ#13高橋巧が2位を4秒離し、2位争いは#26渡辺一樹-#4野左根ー#23渡辺一馬の3台が激しいバトルを繰り広げる。
その後もトップ#13高橋巧は徐々に後続を離し独走態勢を築く。
2位争いの3台は、毎周のように順位を入れ替える激しい争いが最後まで続く。
その後方では#090秋吉-#634水野-#12加賀山と続くが、#634水野は中盤から徐々に遅れてしまう。
最終ラップ#13高橋巧は16秒のアドバンテージを築く。
その後方で最終ラップは#4野左根ー#26渡辺一樹-#23渡辺一馬の順で通過するが、最後の勝負となった最終ラップのシケインで、何と#4野左根と#23渡辺一馬が転倒!#13高橋巧優勝の後、#26渡辺一樹が入り、3位にはすぐに再スタートした#4野左根がゴール。
4位には#090秋吉、5位にはやはり再スタートした#23渡辺一馬、6位に#12加賀山という順でゴールした。
#13高橋巧は今季初優勝、#26渡辺一樹はヨシムラ移籍後初の表彰台となった。
レース1では上位10位までがブリヂストンユーザーとなった。