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全日本ロードレース 第3戦 SUGOでのスケジュール最後のレースとなるST600クラス。
ブリヂストンタイヤのワンメークレースとなっているこのクラスは今年からタイヤがR11 NHSとなり、前レースのツインリンクもてぎではコースレコードが更新され、全体的にラップタイムペースが向上し、今大会の予選でもコースレコードが更新された。

スタート時の気温は31℃、路面温度は若干下がって50℃となっている。
スタートしてホールショットを取ったのはポールシッターの#50 長尾 (Ya)。その後ろは#230 小山 (Ho)、#1 岡本 (Ya)とフロントローの3人が1周目を通過する。
マシン差が少なく、同じタイヤを使用しているこのクラスは接戦になり易く、レース序盤は10台がトップ集団を形成。
その中でコースアウトや転倒でトップ集団の台数が減り、8周目通過時には#50 長尾、#230 小山、#1 岡本、#6 南本 (Ya)がトップ集団を形成。

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10周を経過した時点で2-3位が入れ替わり#1 岡本が2位に上がり、トップ4台から約2秒遅れて#77 伊藤 (Ka)が走行。
11周目通過時点で#1 岡本はトップを維持していた#50 長尾の前に出てトップに立つ。
その後はトップ集団に変動が無く周回を重ねていき、順位に変化が出始めたのは残り2周を切った辺り。
残り2周に入る頃には2台ずつ、#1 岡本と#230 小山の1-2位、#6 南本と#50 長尾の3-4位に分かれている状況。
最終ラップに入るとトップ争いが激しくなり、1コーナー進入で#230 小山が前に出るが2コーナーで再び#1 岡本が前に出る。
#230 小山はバックストレートからのブレーキングで再びトップに浮上。3位争いも#50 長尾が#6 南本の前に出る。
最終コーナーを立ち上がり、#1 岡本はスリップストリームを使用し、ゴールライン上でトップ#230 小山の横に並び、2人はほぼ同着でチェッカーを受ける。3位争いも同様に#50 長尾が#6 南本に並んでゴール。
判定の結果、優勝は#230 小山。2位に#1 岡本、3位は#6 南本、4位に#50 長尾の結果となった。

ST600クラス決勝レース トップ10の結果は以下の通り

P1:#230 小山 知良 日本郵便 HondaDream TP (Ho)
P2:#1 岡本 裕生 51ガレージ ニトロレーシング (Ya)
P3:#6 南本 宗一郎 AKENO SPEED・YAMAHA (Ya)
P4:#50 長尾 健吾 NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん (Ya)
P5:#77 伊藤 和輝 TeamTJC 中華そば太平楽 (Ka)
P6:#55 國峰 啄磨 日本郵便 HondaDream TP (Ho)
P7:#12 古山 颯太 伊藤レーシングBORG カスタム (Ya)
P8:#62 横江 竜司 Shop Union TOUHOKU (Ya)
P9:#57 奥田 教介 Team MF & Kawasaki (Ka)
P10:#340 岡村 光矩 KRP三陽工業&RS-ITOH (Ka)

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