全日本ロードレース選手権Rd.4、JSB1000決勝レース2が終了。結果速報をお伝えします。
雲の合間から薄日が差しこみ、日中よりも少し肌寒いコンディションで行われた。
注目のホールショットは#3野左根航汰(Ya,BS)が獲得し、背後には同じくヤマハファクトリーの#1 中須賀克行 (Ya,BS)が迫る。トップ2台はオープニングラップから好ペースで飛ばしていき3位以下を引き離す展開。このオープニングラップは#3野左根、#1 中須賀、#71加賀山就臣(Su,BS)、#17清成龍一(Ho,BS)、#634水野涼(Ho,BS)というオーダー。
続く2周目、3位につけている#71加賀山はペースが上がらないのか#17清成、#634水野に立て続けに抜かれてしまう。3周目には5位の加賀山に#33渡辺一馬(Ho,BS)、#72濱原颯道(Ho,BS)が5位争いに加わると、まだペースの上がらない加賀山を抜いていく。
レース中盤、2位の#1中須賀と#17清成の差がじわじわと詰まり始めると、1秒あった差を周回を重ねるごとに約0.2秒ずつ#17清成は削っていくと14周目には0.1秒差に。そして15周目に中須賀に仕掛けるも中須賀も好ペースで走行しており抜くことはできない。一旦両者の差は0.8秒に開くも、清成は中須賀に仕掛けるチャンスを伺い18周目には再び0.1秒差に迫る。ここからファイナルラップまで清成は中須賀にアタックしていくも中須賀はこれを守り切った。トップ野佐根は2位中須賀に対して10秒以上の差を付けてファイナルラップを終えそのままフィニッシュし優勝となった。
以下、JSB1000決勝レース2のTOP10の順位です。
P1: #3野左根航汰 YAMAHA FACTORY RACING TEAM (Ya,BS)
P2:#1 中須賀 克行YAMAHA FACTORY RACING TEAM (Ya,BS)
P3:#17清成龍一 Keihin Honda Dream SI Racing (Ho,BS)
P4:#634水野涼 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda (Ho,BS)
P5:#33渡辺一馬 Keihin Honda Dream SI Racing (Ho,BS)
P6:#72濱原颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ (Ho,BS)
P7:#71加賀山就臣 Team KAGAYAMA (Su,BS)
P8:#75前田恵助 YAMALUBE RACING TEAM (Ya,BS)
P9:#36岩田悟 Team ATJ (Ho,BS)
P10:#25亀井雄大 Honda Suzuka Racing Team (Ho,BS)