2021年全日本ロードレース選手権第3戦SUGO、J-GP3決勝の結果速報です。
朝から濃い霧が出ていたが、午前中の各クラスのウォームアップ走行前には霧が晴れると、本セッション開始前には薄日も射すコンディションとなり、当初の予定通り10:45にスタートが切られた。
ホールショットを奪ったのはポールポジションの#2小室旭(KTM,DL)。これに#22尾野弘樹(Ho,DL)、#11木内尚汰(HO,BS)、#7高杉奈緒子(KTM,DL)が続きこの4台によるトップ集団が形成される。レース6周目にはこの先頭集団に#25細谷翼(Ho,DL)も追いつてくる。続く8周目、先頭集団の中で3位につけていた木内が4コーナーで転倒してしまう。
さらに10周目には細谷も1コーナーで転倒してしまう展開。一方のトップ争いは小室と尾野が抜け出しておりこの2台に絞られると、11周目の馬の背で尾野がトップに立つ。しばらく尾野の背後を小室がピタリとついていく展開が続くがレースが動いたのは18周目。2コーナーの立ち上がりで尾野が膨らみその隙を小室が突いてパス。しかし3コーナー~4コーナーで再び尾野がトップを奪い返す。そしてファイナルラップ、1コーナーで再び小室が仕掛けるもここは尾野が守る。すると馬の背で再び小室が尾野に仕掛けトップを奪うことに成功し優勝を飾った。ブリヂストン装着勢では予選6番手から周回を重ねるごとに追い上げた#30森俊也(Ho,BS)が4位に入った。
以下、暫定ベースのJ-GP3決勝のTOP10の順位です。
P1:#2小室旭 Sunny moto Racing (KTM,DL)
P2:#22尾野弘樹 P.MU 7C GALE SPEED (Ho,DL)
P3:#7高杉奈緒子 TEAM NAOKO KTM (KTM,DL)
P4:#30森俊也 WJ-FACTORY(Ho,BS)
P5:#12藤田哲弥 P.MU 7C GALE SPEED(Ho,DL)
P6:#31若松怜 team hiro'ck&HARC-PRO(Ho,DL)
P7:#13岡崎静夏 RT YOLO SARD&ぱわあくらふと (Ho,DL)
P8:#28高橋直輝 RG NIWA with O-TEC (Ho,BS)
P9:#9山本恭裕 チームライフ・ドリーム北九州 (Ho,DL)
P10:#15山田尚輝 SDG Motor Sports Jr. Team(Ho,BS)