2021年全日本ロードレース選手権第5戦、JSB1000決勝レース2の速報をお伝えします。
心配された雨は降ることなくスタート。ホールショットを奪ったのは、#10加賀山就臣(Su,BS)。2番手に#7中須賀克行(Ya,BS)、3番手には中須賀とシリーズを争う#2清成龍一(Ho,BS)が好スタートでつけると、バックストレートで中須賀の前に出て2位に立ち、2周目のホームストレートで清成は加賀山をも抜いてトップ浮上。中須賀も清成に続いて2位につける。3周目、後方では#41日浦大治朗、#25名越哲平(Ho,BS)のペースが良く、この両ライダーが加賀山をパスして日浦が3位、名越が4位に浮上。そして日浦、名越がトップ争いに加わる。すると6周目の最終シケインで名越が日浦をパスして3位浮上。レースが動いたのは9周目の最終シケイン。3位名越が中須賀に仕掛けたところにトップ清成と重なり両者は接触。これにより中須賀がトップ浮上。さらに翌10周目には日浦が清成をパスして2位浮上。このタイミングTOP５は中須賀、日浦、清成、名越、加賀山というオーダー。12周目、日浦の一瞬の隙を突いて清成が2位に浮上。そしてレースはファイナルラップに突入、中須賀が完璧な走りでフィニッシュ。無傷の7連勝で早くも今シーズンのシリーズチャンピオン獲得となった。
以下、暫定ベースのTOP10 の順位です。
P1:#7中須賀克行 YAMAHA FACTORY RACING TEAM (Ya,BS)
P2:#2清成龍一 Astemo Honda Dream SI Racing (Ho,BS)
P3:#41日浦大治朗Honda Dream RT 桜井ホンダ （Ho,BS）
P4:#25名越哲平 MuSASHi RT HARC-PRO.Honda (Ho,BS)
P5:#3濱原颯道 Honda Dream RT 桜井ホンダ (Ho,BS)
P6:#10加賀山就臣 Team KAGAYAMA (Su,BS)
P7:#6岩田悟 Team ATJ (Ho,BS)
P8:#12柳川明 will-raise racingRS-ITOH (Ka,BS)
P9:#18秋吉耕佑 MURAYAMA.TJC.RT (Ho,BS)
P10:#31大久保光 EVA RT初号機 Webike TRICKSTAR (Ka,BS)
