【決勝結果速報】2021年全日本ロードレース選手権 Rd.5 鈴鹿 ST600 決勝

2021年全日本ロードレース選手権第5戦、ST600クラスの決勝が終了。結果を速報します。
午後の1つ目のセッションとなったが、その直前のお昼休みの間に小雨が降り、スタート進行時にも西コース方面は雨が降っており、さらにはスタート10分前には雨足が強まった為スタートディレイが申告される。その後WET宣言、周回数は2周減の11周にてスタートすることが発表された。再整列時には雨は止んで路面もほぼDRYコンディションの様子。

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注目のホールショットは#14埜口遥希(Ho,BS)が獲得。しかし2位には#3小山知良(Ho,BS)がつけると小山は埜口をパスしてトップに立つ。さらにスタートで順位を落としたポールポジションの#5荒川晃大(Ho,BS)も2位埜口を抜いて小山を追う。2周目から小山、荒川、埜口によるトップ争いが展開されていくと荒川がトップで2周目を帰ってくる。5周目の130R 、小山がスリップから抜け出し荒川をパスしてトップに立つ。トップ争いの後方では、#10國峰啄磨(Ho,BS)、#16佐野勝人(Ya,BS)、#8阿部恵斗(Ya,BS)、#4長尾健吾(Ya,BS)の4名による4位争いが展開される。トップ争いでは8周目の130Rで荒川がトップ浮上。その翌9周目では4位争いで長尾が4位に浮上。10周目再び小山がトップに立ちレースはファイナルラップへ突入。トップ3台は接近しながら走行。3位埜口がスプーンでアウト側から荒川に仕掛けると2台は並んでバックストレートへ突入し、埜口が前に出たかに見えたが荒川が130Rでインについて埜口の前に出る。勝負はシケインに持ち越されるが最終シケインは黄旗が振られて追い越しができずここで荒川の2位が確定。優勝は小山となった。

以下、暫定ベースのTOP10 の順位です。


P1:#3小山知良 日本郵便 HondaDream TP (Ho,BS)
P2:#5荒川晃大 MOTOBUM HONDA (Ho,BS)
P3:#14埜口遥希 MuSASHi RT HARC-PRO. (Ho,BS)
P4:#4長尾健吾 NCXXRACING&善光会 TEAMけんけん (Ya,BS)
P5:#10國峰啄磨 TOHO Racing (Ho,BS)
P6:#8阿部恵斗 Webike チームノリックヤマハ (Ya,BS)
P7:#16佐野勝人 TEAM VITAL SPIRIT (Ya,BS)
P8:#15鈴木光来 MOTOBUM HONDA (Ho,BS)
P9:#13伊達悠太 BATTLE FACTORY (Ho,BS)
P10:#9中山耀介 伊藤レーシング&TEAM SHOTA (Ya,BS)