全日本ロードレース第3戦 オートポリス2&4大会は雲が晴れて日差しが出てきた。気温は18℃と若干低めだが、路面温度は37℃まで上昇。
13:50よりウォームアップラップが開始され、1周走行してグリッドに戻ってスタートとなるが、この時にポールポジションの#6 亀井雄大 (Ho,BS)がトップグリッドに帰ってこないハプニングが発生。
ポールの#6 亀井が不在のままでレースはスタートし、ホールショットを奪ったのは#1 中須賀克行 (Ya,BS)。2番手に好スタートを切った#8 岩田悟 (Ho,BS)。コース中盤で#29 岡本裕生 (Ya,BS)、#15 渡辺一樹 (Su,BS)が2ー3番手と順位を上げる。
2周目に入りトップ#1 中須賀の後ろで、#15 渡辺が2番手に上がるが、3周目には再び#29 岡本が抜き返し激しいポジション争いを展開。その後方では#2 濱原颯道 (Ho,BS)、#27 作本輝介 (Ho,BS)が4ー5位を走行。
6周目あたりでは6位争いが激しくなり、怪我から復帰した#5 名越哲平 (Ho,BS)と#3 國峰啄磨 (Ho,BS)、#8 岩田が接近戦を展開。
7周が終了した時点でトップの#1 中須賀は2位を走るチームメイトの#29 岡本に2秒強の差をつけ、独走態勢を築き始める。#29 岡本と3位 #15 渡辺の差は約0,8秒差、3ー4位は約3.5秒と差が大きくなっている。
15周のレース、1/3となる10周が終了した時点で#1 中須賀は少しづつ差を拡大し、後続とは約4.7秒差。2位争いは#29 岡本と#15 渡辺が0.5秒以内の差で周回。その後ろでは12周目に4位を走行する#2 濱原に1コーナーブレーキングから進入で#27 作本が前に出て順位が入れ替わる。2台の4位争いは激しくなるが13周目の第2ヘアピンで#27 作本がブレーキングをミスした瞬間に#2 濱原が再び4位に上がる。
トップ独走の#1 中須賀は安定して走行。2位争いの#29 岡本と#15 渡辺だが14周目の第2ヘアピンで今度は#15 渡辺がブレーキングミスによるコースアウトで2位争いから後退。
15周のレースは#1 中須賀が独走でチェッカーを受け今季5連勝。2位にチームメイトの#29 岡本が入り、YAMAHA FACTORY RACING TEAMの1ー2。3位に#15 渡辺が入った。
JSB1000クラス 決勝レース1 暫定結果は以下の通り