全日本ロードレース選手権 第7戦 岡山大会のST600クラスの予選速報。前戦のオートポリスでは大混戦を制して阿部が初優勝。毎戦勝者が入れ替わるST600クラスは今回もどのようなレースとなるか予想がつかない状況。そんな中、予選で快調な走りを見せたのは阿部、先頭でコースインすると3周目に1分35秒030でトップに立つ。
その直後、前日の公式練習で2番手のタイムを出していた#16芳賀(Ya,BS)がシケイン付近で転倒し赤旗一時中断となるも、選手の状況確認とコース整備がスムーズに行われ予選再開。阿部のタイムを超える選手は現れないが、2~14位までが1分35秒台をマークしており#3荒川 (Ho,BS)、#2小山 (Ho,BS)、#8鈴木 (Ho,BS)、#4長尾 (Ya,BS)らが今大会も決勝レースでは接戦となる可能性が高い。
タイムの更新が出ない中、予選終盤に雨が降ってきてレッドクロスが掲示。残り15分ほど残し各車ピットに戻りタイムアタックを終える中、長尾が悪条件の中でも3番手に付けるタイムを出し積極的な走りを見せた。残り10分を切る頃には雨も上がり、最終調整も兼ねて各車コースインして明日の決勝に備えた走りを行い予選終了。
ST600クラス 予選暫定結果は以下の通り
また本日夜10時からはフランス・ボルドールのポールリカールサーキットにてEWC最終戦がスタートとなります。ブリヂストンモータースポーツWebではレース速報をお届けします。渡辺選手も選手として出場するYoshimura SERT Motulが2年連続のチャンピオン獲得となるか。それとも逆転優勝を目指し最後まであきらめないF.C.C TSR Honda Franceか。はたまた鈴鹿8耐でも素晴らしい走りを見せたYART-Yamaha Official Team EWCにもチャンスがあるのか?
24時間の長丁場ですが今年のチャンピオンが決定します。こちらもぜひお楽しみに。