全日本ロードレース選手権 Rd7 岡山大会のJ-GP3クラスは、昨日スケジュールが見直され前倒しとなった9時40分からスタート。
好スタートを切ったのは#1尾野 (Ho,DL)、続いて#23上江洲(Ho,DL)、#5高杉 (KTM,DL)、#4徳留 (Ho,BS)。フロントローからのスタートだったTeamPlusoneの#26上原(Ho,BS)、#7木内 (Ho,BS)はやや遅れをとり先頭集団の後方からレース序盤の様子を伺う。序盤は尾野 が集団をけん引する形でリード、しかし後方では上原が4位にあがり着実に前を追っていく。1~6位が先頭集団、7位以下は#14岡崎(Ho,DL)を先頭に2番手集団を形成。
6周目が終わりに尾野が先頭集団からやや抜け出し逃げる体制に入ると、上原もすかさず2位に上がり尾野との差を詰めにかかる。8周目に3-4位争い中の木内が高杉を交わして3番手に浮上。8周目終了時点で尾野と上原の差は0.5秒、上原のペースが尾野を上回り差を縮めていく。3位の木内は2.4秒とやや離されるが懸命に前の2名を追う。9周目に上原が尾野の後ろに付くと、その差は0.2秒。勢いのある上原がついに尾野の背後を捉え、テイルトゥノーズの状況に。
ここからは上原と尾野のバトルに発展、上原が差を詰めると尾野も要所要所でじわじわと差を広げ一進一退の攻防。上原はどこで仕掛けるか見極めながら尾野の様子を伺い、12週が終わり13週目に突入。終盤どこで上原が仕掛けるのか期待が高まる中、10時5分頃にダブルヘアピンで転倒があり赤旗が出て全車ピットイン。12週終了時点でレース成立となり暫定結果では優勝は尾野、2位は上原、3位に木内が表彰台に上がった。
J-GP3クラス決勝レース 暫定結果は以下の通り