全日本ロードレース選手権第2戦SUGOのJSB1000決勝レース1は#2 中須賀克行 (Ya,BS)が優勝した。
曇天ながらドライコンディションで幕を開けたレース１。3番手グリッドからロケットスタートを決めた#4 野左根航汰 (Ho,BS)がホールショット。#2 中須賀、#31 浦本修充（BMW,BS）が背後につける。ここに続こうとしていた#9 伊藤和輝 (Ho,BS)、#7 津田拓也 (Su,BS)、#6 名越哲平 (Ho,BS)。しかしレース序盤に#6 名越は転倒、#31 浦本はトラブルでピットに戻ってしまう。
3周目にトップの座を奪い取った#2 中須賀。しっかりと背後につけたのは#4 野左根のみ。2台は一騎打ちを開始。
#7 津田、#9 伊藤は#10 長島哲太 (Ho,DL)、#8 岩田悟 (Ho,BS)、#14 日浦大治朗 (Ho,BS)と共に5台での激しい表彰台争いを始める。
レース終盤。#2 中須賀と#4 野左根の争いの激しさが増す。一方の表彰台争いからは#7 津田が抜け出して単独走行を開始。
最終ラップ。#4 野左根は何度も前に出るが、そのたびに#2 中須賀が抜き返す。わずか0.004秒差でレースを制したのは#2 中須賀、今季初優勝。表彰台争いを制した#7 津田はスポット参戦ながら今季初表彰台獲得となった。
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