不安定な天気に惑わされず佐々木雅弘圧巻の勝利

  • 開催場所:岡山国際サーキット
  • 開催日:2017年07月02日(日) 〜 2017年07月02日(日)

 SUPER GTの合同テストが金曜日と土曜日の2日間、鈴鹿サーキットで行われていたことに影響を受け、プロフェッショナルシリーズの予選と決勝は日曜日にワンデーで開催された。多くのドライバーが鈴鹿から岡山国際サーキットへと移動してきたのだが、結果として十分な事前のテストを行えないドライバーも少なくなかった。そこに梅雨の不安定な天候が拍車をかけ、雨とスケジュールに苦しめられることになった。
 土曜日の朝にはスコールのような雨が降り、路面のラバーをキレイに洗い流してしまった。木曜日までテストし、鈴鹿で合同テストに参加し、ぶっつけ本番で日曜日の予選に望んだドライバーは、路面コンディションの変化による影響が大きかったという。
そうした不確定な要素から、意外性のある結果を生むような雰囲気があった。


●予選
 梅雨とは思えない、真夏のような強い日差しが照りつけた日曜日の朝、予選がスタートした。路面温度は45℃まで上昇し、タイヤのコンディションを考えると一発勝負となることは明らかだった。
真っ先にアタックに入ったのは、ここ岡山国際サーキット育ちである#47蒲生尚弥選手(ブリヂストン)だった。1分51秒319というタイムで、10位だった前日の占有走行よりも1秒5もタイムアップに成功し、初のポールポジションを獲得。今回は早めにアタックに入った#1佐々木雅弘選手(ブリヂストン)も、1分51秒387とわずかに届かずに2位。

race-pro-02-start02.JPG




●決勝レース
 いいスタートを切った蒲生尚弥選手だったが、それを上回るスタートを決めたのが佐々木雅弘選手だった。蒲生尚弥選手もまた追いすがるが、バトルは2コーナーまでだった。それからは毎ラップ0.3秒前後、少しずつ佐々木雅弘選手がリードを拡げていく。しかしそれは淡々としたものではなく、極めて緊張感のある戦いに見えた。
その後方では3位争いが激化していた。その要因のひとつは、レース開始前に雨が降ったことだ。2時間前に行われたクラブマンシリーズの決勝Aレースでは、レース途中の8周目から雨が降り始めた。そのためタイヤの内圧をドライなのか? ウエットなのか? それともその中間なのか?? 選手とチームは頭を悩ますことになった。そして勝つために雨が降ることに賭けたのが新田守男選手と阪口良平選手だった。
しかしレースは快晴で路面温度も高く、2人は苦しむことになる。新田守男選手は6周目、#31青木孝行選手(ブリヂストン)と#76小河諒選手(ブリヂストン)の2台に一気にオーバーテイクを許し5位に。阪口良平選手は最終的に9位にまでポジションを落した。

practice-pro-06-001-sasaki.JPG

佐々木雅弘選手は今シーズン2勝目を挙げ、シリーズランキングでもトップへ浮上した。2位には蒲生尚弥選手、3位には3年ぶりの参戦となる小河諒選手となり、ブリヂストン装着車両が表彰台を独占した。


●コメント
 優勝した#1佐々木雅弘選手(ブリヂストン)のコメント。
「一周も手を抜かず、全周回でフルプッシュしたレースでした。スタートで上手く蒲生尚弥選手(ブリヂストン)を抜くことができたのですが、プライベートでも仲がいいし、気心も判っているので、2コーナーまでの短い間だったけど、お互いにスペースを確保しながらいいバトルができたと思います。その後も毎周ファステストラップを更新し続けようという気持ちで走りました。そのドライビングに、ブレーキパッドも、もちろんブリヂストンタイヤも、マシンがしっかりと応えてくれて、それがこのレース結果につながったと思います。去年チャンピオンを取った時より、嬉しいです!」

podium-pro-03-001-sasaki.JPG

レース結果

コース:岡山国際サーキット

[Professional Series]

決勝

  • 開催日:2017/07/02
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:29
  • 完走:27
  • (3.703km x 12laps = 44.436km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 1 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS 12 3 1:52.060 22:41.285
2 47 蒲生 尚弥 BS Bridgestone トミカ ネッツ兵庫BS86B 12 2 1:52.438 22:43.796
3 76 小河 諒 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 12 4 1:52.730 22:48.053
4 906 新田 守男 BS Bridgestone AREA86倉敷 12 2 1:52.768 22:53.401
5 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 12 2 1:53.231 23:00.368
6 97 近藤 翼 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 12 2 1:53.224 23:02.727
7 206 松本 武士 DL T和歌山 OGAWA 86 DL 12 3 1:53.125 23:03.007
8 90 阪口 良平 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング 12 2 1:52.878 23:03.986
9 92 元嶋 佑弥 GY T's concept GY86 12 5 1:53.946 23:09.927
10 312 松本 晴彦 BS Bridgestone 埼玉自動車大学校 ED 生駒 86 12 3 1:52.980 23:10.047
11 770 山田 英二 BS Bridgestone CUSCO BS 86 12 4 1:53.094 23:11.334
12 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 12 4 1:53.653 23:12.059
13 88 井口 卓人 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 12 3 1:53.409 23:13.611
14 328 密山 祥吾 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 12 6 1:54.234 23:13.927
15 17 織戸 学 YH サミー☆K-one☆MAX86 12 6 1:54.294 23:14.952
16 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックス86 12 2 1:52.348 23:16.078
17 82 谷口 信輝 YH KTMS 86 12 3 1:53.712 23:16.646
18 813 坂 裕之 DL ネッツ兵庫DL ディレッツァ86 12 4 1:55.119 23:21.354
19 55 森山 鉄也 GY THE BRIDE 86 12 4 1:54.739 23:22.463
20 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 86 ポテンザ 12 2 1:54.802 23:23.715
21 50 高島 登 BS Bridgestone エムテックス制動屋SSR86 12 5 1:55.407 23:24.248
22 583 近藤 説秀 GY 高野山with P和歌山GY86 12 7 1:54.933 23:25.019
23 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 12 5 1:53.230 23:30.941
24 32 市森 友明 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング 12 3 1:03.259 23:44.544
25 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 9 5 1:53.401 18:36.762
26 10 吉田 広樹 DL OTG TN滋賀 86 8 2 1:53.231 15:27.172
27 199 石川 京侍 BS Bridgestone COROLLA-MIE 86制動屋 8 4 1:53.205 15:28.879
- 70 平木 湧也 BS Bridgestone 茨城トヨペット86 5 4 1:53.312 DNF
- 520 平沼 貴之 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 DNS
[Professional Series]

予選

  • 開催日:2017/07/02
  • 天候:Cloudy
  • 路面:Dry
  • 決勝出走:29
  • (3.703km)
順位 No ドライバー タイヤ チーム マシン シャシー エンジン 周回数 Delay(Lap) ベストタイム ベストラップ タイム
1 47 蒲生 尚弥 BS Bridgestone トミカ ネッツ兵庫BS86B 2 1:51.319
2 1 佐々木 雅弘 BS Bridgestone 小倉クラッチ REVO 86 BS 2 1:51.387
3 906 新田 守男 BS Bridgestone AREA86倉敷 2 1:51.451
4 90 阪口 良平 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング 2 1:51.576
5 10 吉田 広樹 DL OTG TN滋賀 86 2 1:51.590
6 31 青木 孝行 BS Bridgestone ケーエムエス フェニックス86 2 1:51.605
7 76 小河 諒 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 2 1:51.809
8 5 井上 尚志 BS Bridgestone まんさくレストアパーツBS86 2 1:51.842
9 369 平中 克幸 GY GY RACING 86 2 1:51.929
10 32 市森 友明 BS Bridgestone 大阪トヨタ86レーシング 2 1:51.951
11 97 近藤 翼 BS Bridgestone 神奈川トヨタ ☆ DTEC 86R 2 1:52.012
12 206 松本 武士 DL T和歌山 OGAWA 86 DL 2 1:52.031
13 312 松本 晴彦 BS Bridgestone 埼玉自動車大学校 ED 生駒 86 2 1:52.043
14 88 井口 卓人 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS 2 1:52.073
15 82 谷口 信輝 YH KTMS 86 2 1:52.178
16 557 大西 隆生 BS Bridgestone オートバックス G7 86 ポテンザ 2 1:52.186
17 199 石川 京侍 BS Bridgestone COROLLA-MIE 86制動屋 2 1:52.323
18 770 山田 英二 BS Bridgestone CUSCO BS 86 3 1:52.469
19 70 平木 湧也 BS Bridgestone 茨城トヨペット86 2 1:52.502
20 50 高島 登 BS Bridgestone エムテックス制動屋SSR86 2 1:52.522
21 60 服部 尚貴 DL OTG DL 86 2 1:52.603
22 92 元嶋 佑弥 GY T's concept GY86 2 1:52.658
23 328 密山 祥吾 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 2 1:52.692
24 813 坂 裕之 DL ネッツ兵庫DL ディレッツァ86 2 1:52.904
25 55 森山 鉄也 GY THE BRIDE 86 2 1:52.980
26 17 織戸 学 YH サミー☆K-one☆MAX86 2 1:53.338
27 520 平沼 貴之 BS Bridgestone 埼玉トヨペットGB 86 2 1:53.378
28 583 近藤 説秀 GY 高野山with P和歌山GY86 2 1:53.543
- 87 久保 凜太郎 BS Bridgestone CG ROBOT BRZ BS --