インディカー・シリーズ Rd.8 デトロイトGP Race2

2021年6月13日、ミシガン州デトロイト発。本日、2021年NTTインディカー・シリーズ第8戦デトロイト・グランプリのレース2が行われ、レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのNo.30 パナソニック/Mi-Jack ダラーラ・ホンダを駆る佐藤琢磨は12位でレースを終えました。

19番グリッドからスタートした琢磨はオープニングラップに15番手へと浮上。3ストップの琢磨はコーション中にオルタナティブタイヤへと交換し、20番手でレースに復帰します。その後、21周目に4番手までポジションを上げると、26周目に2回目のピットストップを実施。15番手でコースに戻ると、その後は13番手となって周回を重ねていきました。ほかのドライバーがピットストップを開始すると琢磨は再び順位を上げ、46周目に3度目のピットインをしたときには9番手を走行していました。続くスティントは12番手で周回。56周目に行われたリスタートで琢磨は10番手まで挽回したものの、最後の最後でハンター-レイなどに抜かれ、12位でチェッカードフラッグを受けました。

次戦ロードアメリカは6月18〜20日に開催されます。

■佐藤琢磨のコメント
「デトロイトのレース2は厳しい戦いとなりました。土曜日に比べると、残念ながら僕たちはスピードを少し失ったように思います。予選もうまくいかず、19番グリッドからのスタートとなりましたが、昨日と同じように僕たちは力強く挽回を図りました。レース戦略はとてもよかったと思います。ただし、期待するようなスピードを僕たちのマシーンから引き出すことができず、上位進出はなりませんでした。苦しい戦いで、10位でフィニッシュできそうでしたが、12位に終わりました。昨日の4位に比べると、あまり嬉しい結果とはいえません。いずれにせよ、今日はとてもいいデータを収集できたと思うので、今後開催されるナッシュヴィルやロングビーチの市街地コースでこれを役立てるつもりです。シーズンの残るレースで、僕たちがさらにギアを上げられることを期待しています」

（レイホール・レターマン・ラニガン・レーシングのプレスリリースより）