2026年の全日本ジムカーナ選手権も、いよいよ最終戦を迎えました。
BC2クラスでは、広瀬献選手と若林拳人選手が5年にわたってタイトルを激しく争ってきました。今季もその戦いは毎戦白熱し、第7戦鈴鹿で広瀬選手がシリーズチャンピオンを決めました。
来シーズンはBCクラスもRE-71RZを使用することになり、2人の戦いは新たなステージへ進みます。
最終戦を前に、2人に今シーズンの振り返りと来季への展望、そして今回の舞台ハイランドパークみかわの攻略ポイントを伺いました。
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広瀬献選手
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■ 選手プロフィール
氏名 :広瀬 献
参戦クラス :BC2
車種 :ホンダ S2000
車両名 :WMマロヤBS林歯セラ鰻S二千
過去の主な実績:シリーズチャンピオン('26,'23,'22,'21)![]()
■ハイランドパークみかわの攻略ポイント
広瀬献選手(以下、広瀬):このコースの特色は、一にも二にも勾配です。上りと下りで車の挙動に大きな差が出るので、そこに注意しないといけません。
完熟歩行のときに、自分の中で足し算と引き算をしておくことが大切です。たとえば、下っている場所ではリアが出やすいので少し抑えたほうがいいのか。上って荷重がかかっているコーナーなら、アクセルを踏んでいけるのか。ブレーキも、下りながらと上りながらでは止まり方がまったく変わります。
全日本を目指している人は、路面の質の話をする前に、まず勾配を考えるのがいいと思います。
■今シーズンを振り返って
広瀬:以前は別のタイヤでシリーズを3年連続で獲っていて、そこからブリヂストンタイヤを履かせていただくようになりました。同時にライバルの若林選手も同じタイヤになり、彼のパッケージにはブリヂストンがぴったりはまったんです。一方で僕はRE-12D TYPE Aへのタイヤ選択に合わせ込むのに時間がかかり、2年間タイトルを獲れませんでした。
レギュレーションの変更は外部要因なので、決まったルールの中で最善を尽くすだけです。今年は積み上げてきたものの集大成にしなければいけない1年だと考え、マシンも足のセットアップも大きく変えるチャレンジをしました。
正直、ここまで勝てるとは思っていませんでした。開幕戦は自分に有利なコースで勝てましたが、新潟は落としましたし、タイム差も縮まっていました。確信に変わったのは奥伊吹です。今シーズンで一番不利な会場だと思っていたところで勝てたので、「積み上げてきた方向性は間違っていなかった、これはいける」と感じました。
僕は本当に負けず嫌いなんです。若林選手には追いつかれ、抜かれ、去年はさらに差を広げられてタイトルを獲られたと思っていました。だから今年は少なくとも食らいついていこうという1年で、それでタイトルを獲れたのは感慨深いですね。
■来シーズンに向けて
広瀬:来季はBCクラスもRE-71RZになります。これまでタイヤメーカーや仕様が大きく変わるたびに、ドライバーとしてスキルアップしてきたと思っています。毎年同じだったら今のようなスキルは身についていないはずなので、今回の変更もすごくポジティブに捉えていて、ワクワクしています。
一度ゼロになるということは、みんなが同じスタートラインに立つということです。そこからはやった人間が頭ひとつ、ふたつ抜けていくので、やるしかないですね。
BCクラスがラジアルタイヤになると聞いても、いつかはそうなるだろうと思っていました。改造車にラジアルタイヤではグリップが足りないといったネガティブな考えは、昔はありましたが今はありません。僕は2年前からRE-12D TYPE Aで戦えていますし、RE-71RZも一度履かせてもらっています。タイヤに合わせて「改造車すごい」と思ってもらえる車を作ればいい。ブリヂストンさんがしっかりしたタイヤを作っているメーカーなので、不安はありません。
■決勝に向けた意気込み
広瀬:明日も勝てば、有効ポイント満点でのチャンピオンになれるので、それを目標に頑張りたいと思います。![]()
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若林拳人選手
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■ 選手プロフィール
氏名 :若林 拳人
参戦クラス :BC2
車種 :ロータス エキシージ
車両名 :BS若自速心コ犬ZRエキシージ
過去の主な実績:シリーズチャンピオン('25,'24,'21,'18,'17)![]()
■ハイランドパークみかわの攻略ポイント
若林拳人選手(以下、若林):ここは、我慢する走りが求められると思います。攻めてもそのぶんタイムが返ってくるコースではないので、派手に走るよりも、なるべく丁寧に抑え込むように、無理をしない走り方がポイントです。セッティングも基本的には同じ方向を狙っていきます。
■今シーズンを振り返って
若林:今季はJAFのルール変更が、広瀬選手に火をつけてしまったような印象です。改造範囲も変わり、毎戦が激戦でした。広瀬選手との戦いは5年に及びますが、それを皆さんに盛り上げていただき、見応えのあるクラスの戦いになったと思います。
シーズンが進むにつれて広瀬選手のクルマもどんどん仕上がってきて、狭いコースでもトップタイムを出すようになっていました。それでも、エキシージにはここなら負けないという場面もありました。
勝てたレースについては天候の影響もありましたが、天候や路面のコンディションによって差が出るのも含めて、エキシージの強みが出たと感じています。最後まで競り合えたシーズンだったからこそ、タイトルを獲られたのは悔しいですが、この悔しさを来季にぶつけたいと思います。
■来シーズンに向けて
若林:来シーズンは全クラスでRE-71RZを使用することになり、タイヤの変更が一番の変更点になります。コンディションも含めて、うまく使いこなせば他より頭ひとつ抜け出せるくらいのポテンシャルがあるタイヤだと思っています。
すでにRE-71RZで速く走っている選手がたくさんいるので、そういう選手からどんどんアドバイスを聞いて、使いこなしのポイントを吸収していきたいです。今回は山野選手と同じ宿なので、隙を見て話を聞いてみようかなと思っています(笑)。そこで得たものを自分の走りやセッティングに落とし込んで、来季はまたチャンピオン争いができるようにしたいです。![]()
今季のBC2クラスで激戦を繰り広げた広瀬献選手と若林拳人選手に、最終戦の攻略と来季への展望を伺いました。
来季はRE-71RZという新たなステージで、2人の戦いがどう進化するのかにも注目です。
最終戦も、ブリヂストンタイヤ装着選手への熱い応援をよろしくお願いいたします!
製品紹介ページ
POTENZA RE-71RZ
https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re71rz/
POTENZA RE-12D TYPE A
https://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re12d/index.html
POTENZA RE-11S
http://tire.bridgestone.co.jp/potenza/re_11s/





















