去る2020年12月、ブリヂストンは全日本ジムカーナに参戦するチャンピオン経験ドライバー3名(山野哲也選手、ユウ選手、河本晃一選手)をツインリンクもてぎ北コースに集め「参加型モータースポーツの近未来テスト」と題して、ちょっとしたテストを行いました。車両はキャラクターの違う4車種を集めましたが共通点は ①2ペダルのAT車で、②車両はほぼノーマルのまま、③タイヤは街乗りにも使えるPOTENZA RE-71RS、という3点です。この仕様で、どこまでスポーツドライビングが楽しめるのか?そしてそれはモータースポーツと呼べるのか?を、この3人のドライバーに評価してもらおうという趣向です。
モータースポーツはMT車でなくちゃとか、サーキット走行は競技専用タイヤでなくちゃといった声も聞かれますが、新車販売の98%がAT車で、自動車免許取得者の7割近くがAT限定という状況で、普段AT車しか乗らない皆さんにも提案できるモータースポーツは無いのか?と考え、こんなテストを企画してみました。
山野選手からは「こんな楽しそうなテストなら色々なモータースポーツを見ているピエール北川さんを呼ぼうよ!」という提案をいただき、ピエール北川さんにも加わっていただきました。
当日は、気温8℃で小雨も混じりモータースポーツには決してやさしくないコンディション。さて、どんなテストになったかは下のリンクから動画をご確認ください。
用意した車両は以下4車種
●マツダ ロードスターRF (5AT/6MT)・・・軽量FR車(1997cc/1130kg)、同一車種でのAT/MT比較
●トヨタ スープラSZ(8AT)・・・FR車(1998ccターボ/1410kg)
●ルノー メガーヌルノースポール(6AT)・・・FF車(1798ccターボ/1480㎏)
●ニッサン GT-R Premium edition(6AT)・・・4WD(3799ccターボ/1770kg)
テストの内容については以下動画をご確認ください。